🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男(医師)の日記

人生論

工事現場から医学部を目指した人の話

医学部の同級生にはいろんな人がいました。中でも一番目立っていた人が、東京の工事現場で働いていて、一念発起して医学部を受験してきた32歳の同級生でした。僕と年齢が(現役で医学部合格した同級生よりも)比較的近かったということもあり、入学した時か…

チャンスの神様「カイロス」の前髪

僕がまだ中学生の頃に、担任の先生から言われた言葉が今でも鮮烈に記憶に残っています。それは「チャンスの神様は前髪しかない」という言葉です。この”チャンスの神様”とはギリシャ神話に出てくるカイロスのことで、前髪が長くて後頭部が禿げているという変…

シンプルに生きる

僕はミニマリストを目指している訳ではありませんが、できるだけシンプルに生きていこうと思っています。数年前に急性期医療の最前線から退いたことをきっかけに、僕の考え方は大きく変わりました。今の自分の置かれた状況で、必要最低限のものだけを残し、…

友人の「言葉」が僕の人生を大きく変えてくれた

自分の人生を変えてくれるうような「名言」というものは、何も昔の偉い人や成功者の言葉ばかりではありません。職場の同僚や仲の良い友人、そしてもしかしたら自分よりも年下の人から言われた言葉さえも、自分にとっては人生を変えるような「名言」になるか…

自分とスケールが違いすぎても

「ぐるぐるねこ男さんって結局のところ医者でお金持ちだからそんな偉そうなこと言えるんでしょ?」みたいなことを言われたことがあります。はたして本当にそうでしょうか?あらためて自己紹介をしてみるとこんな感じになります。 【名前】ぐるぐるねこ男 【…

自分自身をフォーマットする

世の中のほとんどのことは、継続し続けてさえいれば、結果はついてきます。自分自身の実力が向上するということもありますが、それ以上にまわりの人間が脱落していくという側面もあります。今現在、僕がそれを実感しているのがこのはてなブログ界であり、ま…

「断固たる決意」よりも「ゆる〜い習慣」を身につける

最近、朝イチでブログを書くことが毎日の習慣になってきました。僕はとても早起きなので、出勤前に2時間くらい自分の自由な時間があります。本を読んだり、投資の情報を調べたりもしますが、毎朝当たり前のようにブログをこうやって書いています。 ずっと以…

当たり前のことを、当たり前のようにする

僕は日本一の外科医の元で手術の修行をした経験があります。その先生は自分に厳しく、そして他人にも厳しい人でした。手術室の中は常に殺伐とした空気が流れていて、激しい怒号もよく飛び交っていました。しかし、その先生は他に誰もできないような難しい手…

岩波ジュニア新書の「あとがき」が神すぎる話

先日、子供の夏休みの読書感想文用の本を探しに図書館へ行きました。物語ではなくて説明文の方が感想文を書きやすいということで、岩波ジュニア新書のコーナーで本を探すことにしました。岩波ジュニア新書はジュニア向けということもあり、本の内容はとても…

「成功も失敗もない人生」なんて選ばない

僕の家は貧乏でした。大学受験に一度失敗し、浪人生になる時は自分でアルバイトをして学費を稼ぎながら地方の(安い)予備校へ通っていました。予備校では高校を定年退職した先生が学校でする授業と同じような内容の講義を行っていました。なので僕は予備校…

自分だけの”最強の武器”を身につける

あるお金持ちの人が、ガチョウと白鳥を一緒に飼っていました。白鳥は歌を歌わせるために、そしてガチョウは食べるために飼っていました。 いよいよガチョウが食べられる夜がやってきました。しかし、真っ暗な夜だったので、どちらがガチョウかよくわかりませ…

リスクをとって行動することの重要性

大学受験で浪人していた時に、近所の図書館で一緒に勉強していた友人がいました。彼は大手の予備校に通っていて、休日だけ図書館に来て勉強していました。共通の友人がいたおかげで彼と知り合うことができました。同じ理系で学力は僕と同じくらいでした。と…

中卒で職人になった父「もし生まれ変わったらやりたいこと」とは

今日は僕の父親の話です。僕の父は、まだ幼い頃に自分の母親を病気で亡くしたため、母親の顔を知らずに育ちました。自分の父親(「ゴミ屋敷」参照)は東京で自由気ままに働いていたため、幼少時代に一緒に過ごした記憶が全くないとのことです。そして家はか…

女子中学生にインタビューされた時の話

以前、有名私立女子中学に通学している可愛らしい女の子から「どうしてお医者さんになったのですか」というインタビューを受けたことがあります。彼女が通っている学校の課題で、いろんな職業の人にインタビューをするというものがあり、僕に白羽の矢が立っ…

自分の人生の「残された時間」を可視化する

厚生労働省が2021年7月に発表した「2020年の日本人の平均寿命」は、男性が81.64歳で、女性が87.74歳となり、過去最高を更新しました。この数字を見ると、まだまだ自分の人生は結構残っているなあと感じるのですが、実はそう感じている瞬間も残りの人生は少し…

人の悩みを聞き出す方法

人の悩みを聞き出すのって難しいです。仕事の悩み、育児の悩み、勉強の悩みなど、人はそれぞれ悩みを抱えて生きています。僕たち医師は患者さんの病気や健康に関する悩みを正確に聞き出せなければ、その病気に対する正しい治療を行うことができません。逆に…

イケてない自分に”魔法の言葉”を

同級生や後輩の医師たちが活躍しているのを耳にすると、今のイケてない自分を情けなく思うことがよくあります。「僕は一体こんなところで何やってんだろう…」って。 今の仕事は週休3日で定時で帰ることができます。仕事内容はおじいちゃんやおばあちゃんの話…

シンプルに生きるとは

数年前に急性期医療の最前線から退いたことがきっかけで、僕の考え方は大きく変わりました。これからの人生はできるだけシンプルに生きてゆこうと。ミニマリストになろうといている訳ではありません。今は自分のまわりに必要最低限のものだけを残し、無駄な…

もし30歳だったら何しますか?

昨日の夜の話です。友人の30歳の誕生日をお祝いするホームパーティーを開きました。いつものメンバーが集まり、自分たちで持ちよった料理を食べながら各々好きなお酒を飲みました。いつも通りの音楽や映画を流しながら、いつも通りの話で盛り上がりました。…

すべてが満ち足りた生活

ゴールデンウィークに入りました。特に旅行の計画もなく、僕はいつもの休日のような毎日を過ごしています。朝起きてブログを書き、朝食前にPodcastを聴きながら1時間30分ほど散歩します。新緑に囲まれた山道を歩いていると鶯などいろんな鳥の鳴き声が聞こえ…

スーパー&ミラクルな人たち

日々の外来診療をしていると、スーパーおじいちゃんやミラクルおばあちゃんに出会うことがあります。何が”スーパー”で、なぜ”ミラクル”なのかというと、それはかなりの高齢にも関わらず、びっくりするくらい元気で、見た目年齢も信じられないくらい若々しい…

二兎を追う者

「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがあります。これは異なる2つの物事を同時に達成しようとしたらどちらも失敗するということから、1つの物事だけに集中して取り組まなければならないという意味で使われていることわざです。でも、本当にそうな…

教師になるのは無理と言われ

小学3年生の時に「もうこれから学校の勉強を教えてあげれないから」と母に言われました。母の最終学歴は中卒です。母は給食代が払えないほど貧乏な家の子でした。子供の頃は家のことが忙しくて、勉強をする余裕なんてなかったと聞いています。なので僕は、小…

人生で一番若い日

昨日、アメリカ人の友人宅で行われたイースターに参加しました。イースターとは日本語では「復活祭」といって、十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストが、3日目に復活したことをお祝いするという日なのだそうです。僕はクリスチャンではありませんが…

ドラクエの仲間探しのように

昨日の記事「ドラクエのレベルアップ」の続きのような話になります。僕は貧乏な家庭の子で、子供の頃から学習塾や習い事なんて一度も通ったことがなく、中卒の両親からは「勉強しなさい」と一言も言われたことがありませんでした。しかし国立大学の難関学部…

ドラクエのレベルアップ

欲しいものを「欲しいから買って」と言えない…僕はそんな子供でした。家が貧乏だったので、他の家の子が持っているようなものが我が家にはありませんでした。たとえばファミコンです。学校に行けばファミコンの話ばかりで、僕は友達の話の輪に入っていくこと…

「がんばろう」ではなくて

近所に住んでいるアメリカ人の友人の話です。彼は日本語検定1級を取得すべく、かれこれ5年以上もチャレンジし続けてきました。1級に合格すると、彼の持っているアメリカでの資格を使って日本でも仕事ができるということで、日本語学校に通いながら勉強を頑張…

”自分探しの旅”ではなくて

仕事や恋愛など人生に行き詰まった人が「自分探しの旅に出る」とか言って、どこか遠くの国に旅立ってしまうといった話を耳にすることがあります。でもあれって本当に「自分」というものを見つけることができるのでしょうか?行ったことのない国や土地に行く…

しゃべりすぎない

僕は常日頃から気をつけていることがあります。それは「しゃべりすぎない」ということです。子供の頃から人と話をすること自体少し苦手で、自分から他の人に話しかけるということはあまりなかったかもしれません。しかし僕はインドア派で内気な性格という訳…

東大理Ⅲ

大学入試の合格発表の季節になると、いつも思い出す人が一人います。僕は現役で目標にしていた大学に合格できなかったので浪人したのですが、家が貧乏だったのでアルバイトをして自分で予備校代を稼ぎながらの浪人生活となりました。予備校の講義自体には期…