受験シーズンになると「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があちこちから聞こえてきます。この言葉は、”自分の能力で可能な限りの努力をしたら、あとは焦らず静かに結果を天の意志に任せるしかない”という意味で使われています。自分なりにめちゃ頑張ったんだから、どんな結果になっても後悔しなくていいよ、という神様からの慈悲のメッセージとも捉えることができます。とてもいい言葉だし、すごく前向きな姿勢を表した名言だと思いますが、自分の人生を振り返ってみると、僕は少し違った感覚で生きて来ました。僕の人生を言葉で表すと、こうなります。
「天命を信じて、人事を尽くす」
僕は何かを達成したい時は、いつもこのスタンスで取り組んできました。例えば高校時代のラグビー部の時もそうでした。ラグビー部に入部した当初は万年一回戦負けの弱小チームでしたが、「自分達の学年からは絶対に強くなる!」と信じて練習を続けました。その結果は以前の記事「わたしラグビー部でした」にも書きましたが、最後の大会で強豪校を破って優勝することができました。
また医学部を再受験した時もそうでした。ある日、電車の中でふと「やっぱり医師になろう…」と思いついたことをきっかけに、その時に通っていた大学を中退し、アルバイトをして学費を稼ぎながら予備校に通い、医学部合格を目指すことにしました。「僕は絶対に医師になるべき人間だ」と信じつつ、まわりの人に何を言われようが努力をし続けて、一年で医学部に合格することができました。(※参考記事:「平凡な僕が医学部に合格できた3つの理由」)
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「人事を尽くして天命を待つ」というのは、とても受け身な印象があります。それに対して「天命を信じて、人事を尽くす」というのは主体的であり、また能動的な印象を受けると思います。自分の夢や希望が向こうからやってくるのを待つのか、それとも夢や希望に向かって自ら進み続けるのかでは、結果が大きく変わってくるのではないでしょうか?休日に音楽を聴きながら、いつもの山道を散歩していて、ふと思いついたことをつらつらと書いてみました。僕のブログって、こんな感じの”思いつきブログ”なんです。
それではまた^ ^