🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男(医師)の日記

医者の話

🆕✨女性患者さんに「福山雅治」に似ていると言われた話

研修医の頃の話です。僕はとある都会の総合病院に勤務していました。すべての診療科がそろっている大病院だったので、病棟の各フロアーにはさまざまな診療科の患者さんが混在していました。内科や外科といったメジャーな診療科は一つのフロアーを独占してい…

赤字の公立病院の働かない医者たち【実話】

ずっと以前の話です。僕はとある公立病院に赴任して働いたことがあります。その公立病院は慢性的な赤字経営で、毎年のように赤字の金額が億単位で積み増しされ続けていました。そんな病院でしたが、僕は自分の専門分野の技術を活かし、自分の診療科だけは圧…

利益4,500万円の医院を継承しませんか?という話

僕は沖縄が大好きです。コロナ禍の2年間を除いて、毎年必ず沖縄旅行へ出かけています。ちなみに昨年は「ハレクラニ沖縄」というリゾートホテルに宿泊しました。とてもラグジュアリーなホテルで、食事も最高に美味しかったです。沖縄そばも大好きだし、ゴーヤ…

旅先で「お医者さんはいませんか?」と言われた時の話

先日、近所を散歩していると、目の前で小学生くらいの男の子が突然自転車で転倒しました。道路に顔面をぶつけて口から血を流していました。大声で泣いているその子のところへ駆け寄って声をかけながら、打撲した場所と出血部位のチェックをしました。口から…

雪国で出会った、忘れられない患者さんとその家族の話

今日は仕事が休みです。書斎の窓から雪景色を眺めていると、北海道に住んでいた時のことを思い出します。数年前、僕は極寒の地である北海道のとある病院で、手術の修行をしていました。本当に多くの患者さんとも関わってきましたが、その中に僕が一生忘れる…

医者の学会発表で学んだことをブログに活かす

毎日いろんなブログを読んでいると、すごく気になることが一つあります。それは、記事の一番最後に「ここまで読んでくれてありがとうございます」といった”お礼の言葉”を毎回のように乱発しているブログがあることです。僕自身もたまに「こんなブログを読ん…

「地獄の日々を思い出せ」という記録が…

年末の大掃除がきっかけで、年明けからデジタルデータの処分もするようになりました。人間いつ死ぬかなんて分かりませんから、残しておくべきデータと、消しておくべきデータを分けて、着々と自分の過去を整理整頓しています。その中に超ブラック上司から陰…

「最善を尽くす」とは?

僕は今年から年賀状を送ることをやめました。毎日にように届く年賀状に対して、その旨を伝える手紙を書き、そしてその手紙にE-mailアドレスを書き加えておきます。これから新年の挨拶を含め、連絡を取り合うのはE-mailのみで行うことにしようと提案していく…

某・製薬会社(ツ◯ラ)の過酷な新人研修の話

つい先日、漢方薬専門の某製薬会社(ツ◯ラ)のMRさんと病院の廊下で立ち話をしていた時の話です。現在その製薬会社から発売されている漢方薬は全部で128種類あって、新しい薬の開発は一切行っていないそうです。既存の漢方薬の薬理作用や効果についてのみ研…

スパイ映画のように仕事をする医者

医者の仕事の中には、病院中の医者にたらい回しにされるような”ニッチな仕事”があります。「それは私の専門じゃない!」とか「忙しいから暇な先生にお願いしてよ…」とか「なんで僕に連絡してくるの!?」と怒鳴られて、一方的に電話を切られてしまうような仕…

「保険金詐欺」の手助けをしている病院の話

これは15年以上前の話になります。当時、僕が勤務していた急性期病院の整形外科の先生から聞いた噂話です。病気や怪我で入院すると、入院病名や入院日数に応じて、その人が加入している保険会社から「保険金」を受け取ることができます。そのことを利用して…

”経費”で接待を受けていた時の話

僕が医師になった20年くらい前の話です。その当時は製薬会社さんからの接待が当たり前の時代でした(ちなみに今はありません)。接待の見返りとして、その製薬会社から発売される新しい薬を病院で採用したり、同じような種類の薬がある場合に、その製薬会社…

「ウィンドウズ2000」と呼ばれる医者の話

僕の勤務先の病院には「ウィンドウズ2000」とみんなに(陰で)呼ばれている先生がいます。元々の「ウィンドウズ2000」は、マイクロソフトが2000年に発売したOSですが、今の時代にこの古いOSを使っているパソコンは皆無と言っていいほどの骨董品レベルのOSで…

自分の患者さんが”コロナ陽性”で喜ぶ医師たち

世の中にはとんでもない医師がいます。先日、勤務先の病院で入院中の患者さんからコロナ陽性者が出てしまいました。その患者さんをケアしていた看護師数人もコロナ陽性となり、病棟は一時混乱状態になりました。もちろんその患者さんの主治医の方にも連絡が…

”超”金持ちドクターからの糞メール

大学院生をしていた時の話です。僕は日々の生活費を稼ぐために、先輩医師が開業した医院で外来診療のアルバイトを週一回していました。その先輩医師は私立医大出身のいわゆるボンボンで、40歳の時に勤務医を続けることがアホらしくなったということで(親の…

小児がんの女の子【後編】

「小児がんの女の子【中編】」からの続き 突然のお別れ…そして最後のメッセージ 月日は流れ、大学病院での研修医生活も終盤を迎えました。日々の激務をこなしながら、次の研修病院への転勤の準備も進めていました。僕は指導医の先生が代わったのをきっかけに…

小児がんの女の子【中編】

「小児がんの女の子【前編】」からの続き つらい治療でも頑張る小児がんの子供たち まほちゃんのがんの治療は「放射線治療」を中心に行うことになりました。がんが発生した場所が、まほちゃんの生命を維持するためにとても重要な働きをする場所だったので、…

小児がんの女の子【前編】

今回は医師国家試験に合格し、晴れて研修医になった時に僕が主治医となった一人の女の子の話をしようと思います。右も左もわからない研修医で、指導医の先生と一緒に日々の診療を全力でこなしていた若かりし頃の思い出です。この女の子の話を家内にしたこと…

患者さんが頭に一万円札を付けているように見え始めた医者の話

医者という職業は大きく2つに分けることができます。病院に勤務している「勤務医」と、自分でクリニックや病院を経営している「開業医」です。白衣を着て患者さんの診療をしているという点では、周りから見ればほとんど差がないように思われますが、実際のと…

薬の治験で大儲けした医者の話

ずっと以前勤めていた私立病院での話です。経営者がかなりのやり手だったので、日本でも有数の黒字病院でした。毎月の目標を達成できなかったり、未収の診察代が多かったりすると、事務方の男性が経営者に殴られるということもしばしばありました。(かなり…

刺青男vsぐるぐるねこ男

僕がまだ急性期医療に従事していた頃の話です。交通事故で大ケガをした50歳くらいの男性が救急車で運ばれてきました。意識レベルはかなり悪く、大声で呼びかけても反応がありません。全身のCT検査をしたところ、緊急手術をしなければ助からない状態であるこ…

【今週のお題】人生で一番高い買い物

今週のお題「人生で一番高い買い物」ということで、一番最初に思いついたのは高級クラブで飲んだシャンパンのボトルです。その高級クラブは、ある製薬会社さんから接待を受けた時(今はそんな時代ではありません)に連れて行ってもらったお店でした。その夜…

ある女性患者さんとのちょっといい話

研修医の頃、ある若い女性患者さんに告白されたことがあります。その日、僕は初診外来の担当でした。”初診外来”というのは、初めて病院を受診する患者さんの診察をする外来です。頭痛、めまい、気分不良、便秘など様々な症状の患者さんを診察します。また受…

大学病院の先輩ドクター

僕がまだ研修医として大学病院に勤務していた時の話です。同じ診療科の医局にとてもユニークな先輩ドクターがいました。その先輩は、医局員全員が認めるほど能力の高い優秀な医師でしたが、仕事ぶりがとにかく不真面目でした。正確には優秀すぎて仕事が一瞬…

交通事故で命を失った男の子の話

僕の息子が交通事故で怪我をしてから、加害者側の保険会社と「過失割合」について話し合いを続けています。最近ゴールが少しずつ見えてきてホッとしています。交通事故って被害者になるのも加害者になるのも本当に嫌なもんだなあと考えていたところ、ある交…

夜の救急外来の患者さんにドキドキした話

僕がまだ20代の頃、救命救急に携わっていました。24時間365日、いろんな患者さんが救急搬送されてきます。印象に残っている患者さんのことをブログ記事にしてみようかなあと思いながらいつものように休日の山道を散歩していると、ある患者さんの記憶にたどり…