🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男の雑記ブログです。週2回(月・木)更新中🎵

医者の話

金銭感覚がぶっ壊れた医者の話【実話】

先日、医学部時代の同級生から面白い話を聞きました。僕の後輩に関する話なのですが、彼は10年目の勤務医で年収2,000万円の高給取り、にも関わらず銀行預金は50万円しかないとのこと。その理由を聞いてみると、FXにハマってしまって大損をしているのが原因だ…

パワハラとレッテルの話

僕が研修医として働いていた病院に、とんでもないレベルのパワハラ上司が一人いました。その上司のことをこの記事ではP先生(パワハラの”P”)と呼ぶことにします。P先生を一言で表すなら「孤高の戦士」でした。数々の病院を転々としてきた経歴を持っていまし…

居酒屋トーク

この数年間は、うちの奥さんとしか居酒屋に行ってません。数年前までは(職場の)みんなと一緒に朝まで飲むぞ!みたいな無茶な生活をしていたのですが、仕事ばかりの人生に嫌気が刺し始め、このままじゃいかん…と思って自ら働き方改革をし、週休3日の生活に…

「掃き溜め」病院で働く「ポンコツ」医者の話

せっかく立派な仕事をしているのに、自分の仕事に対してプライドや誇りを全く持っていない人をたまに見かけます。ずっと以前にアルバイトをしていた田舎の病院にも、そんなお医者さんが何人かいました。その病院ですが、見渡す限り田んぼしかないような田舎…

医者なんかと結婚して幸せになれるか?

実家がお金持ちで、私立医大出身の友人(男性医師)が言ってたのですが、医者と結婚するためだけにわざわざ同じ系列の福祉大学を受験し、学校の勉強なんてそっちのけで医学部の学生とコンパをしまくっていた女学生達がいたとのこと。その私立医大では、男性…

黒字病院で行われていた”闇の部分”について

つい先日の話です。ずっと以前に勤めていた病院で事務職をしていた友人が、訪問看護ステーションを立ち上げて独立したということで、わざわざ僕を訪ねて挨拶に来てくれました。コロナ禍のせいでパッタリと途絶えていた交友関係も、こうやって少しずつ回復し…

病院長自ら「熱中症の患者は3度おいしい」と言ってた話

最近すごく暑くなってきました。今年の夏は猛暑になると言われているようですね。そして夏になると増えてくるのが熱中症の患者さんです。毎年この時期を過ぎると、ほぼ毎日のように熱中症の患者さんが救急車で運ばれてくるようになります。スポーツの大会で…

世に出してはならないレベルの医者

これはマジでちょっと怖い話になりますが、僕たちが働く医療業界には「世に出してはならないレベルの医者」が実在しています。これは単に「ハズレの医者ガチャ」という言葉で片付けることができないレベルの話です。特に医者の手技や技量が、患者さんの命に…

ク◯上司に最大級の仕返しをするならば

ひどい上司というものは、どこの世界にも存在します。医局命令で派遣された先の病院には、時々とんでもないモンスター上司が待ち構えていることがあります。僕が今までに一番印象に残っているモンスター上司は、ある田舎の病院に長年勤務しているSという先生…

「やまない雨はない」とは言うけれど

「やまない雨はない」という言葉があります。これはツラい境遇や立場に置かれている人を慰めたり、前向きな気持ちになるように励ましてあげるための言葉です。ツラい事もいつか終わりを迎え、その後には幸せがやってくるといった意味です。でも本当にそれで…

悪い開業医にぼったくられないようにしよう

コロナ禍も明けたので、僕はマスクの着用をやめていますが、近所のスーパーやショッピングモールに出かけても、まだまだマスクをしている人の方が圧倒的多数です。マスクをしていな僕の方をチラチラと見てくる人もいますが、特に気にすることなく生活してい…

ボンボンの上司に言われた”何気ない一言”に驚いた話

最近、Twitterのタイムラインで「医師国家試験に合格しました!」という報告をよく見かけます。合格した皆様には「おめでとうございます」と素直に言ってあげたいのですが、実は医師国家試験なんてそんなに難しい資格試験ではありません。正直言って、半年く…

「週刊現代」の広告を見て、勝手にクスリをやめてしまう患者さん

先日、外来診療をしていてびっくりしたことがありました。それは主治医である僕の知らない間に、患者さんが勝手に降圧剤(血圧を下げる薬)を数日前から止めてしまっていたことです。その患者さんの血圧を測ってみると上の血圧が160くらいまで上がっていまし…

目の前の人が、突然死んだ時の話

つい先日の話です。いつものように朝から外来診療をしていると、80代の男性患者さんが家族の人に連れられてやって来ました。どんな症状で病院を受診したかのというと「昨日から元気がない」というよくあるパターンの患者さんでした。その患者さんを”Aさん”と…

救急車でやって来るDQNな人たち

僕は今、田舎の病院に勤務しています。朝8時くらいに出勤して夕方5時には家に帰ることができるのんびりした病院です。そんな病院にも救急車は(当たり前ですが)毎日のようにやってきます。あまり設備が整っていない病院なので、重症の患者さんを受けること…

女性患者さんに「福山雅治」に似ていると言われた話

研修医の頃の話です。僕はとある都会の総合病院に勤務していました。すべての診療科がそろっている大病院だったので、病棟の各フロアーにはさまざまな診療科の患者さんが混在していました。内科や外科といったメジャーな診療科は一つのフロアーを独占してい…

赤字の公立病院の働かない医者たち【実話】

ずっと以前の話です。僕はとある公立病院に赴任して働いたことがあります。その公立病院は慢性的な赤字経営で、毎年のように赤字の金額が億単位で積み増しされ続けていました。そんな病院でしたが、僕は自分の専門分野の技術を活かし、自分の診療科だけは圧…

利益4,500万円の医院を継承しませんか?という話

僕は沖縄が大好きです。コロナ禍の2年間を除いて、毎年必ず沖縄旅行へ出かけています。ちなみに昨年は「ハレクラニ沖縄」というリゾートホテルに宿泊しました。とてもラグジュアリーなホテルで、食事も最高に美味しかったです。沖縄そばも大好きだし、ゴーヤ…

旅先で「お医者さんはいませんか?」と言われた時の話

先日、近所を散歩していると、目の前で小学生くらいの男の子が突然自転車で転倒しました。道路に顔面をぶつけて口から血を流していました。大声で泣いているその子のところへ駆け寄って声をかけながら、打撲した場所と出血部位のチェックをしました。口から…

雪国で出会った、忘れられない患者さんとその家族の話

今日は仕事が休みです。書斎の窓から雪景色を眺めていると、北海道に住んでいた時のことを思い出します。数年前、僕は極寒の地である北海道のとある病院で、手術の修行をしていました。本当に多くの患者さんとも関わってきましたが、その中に僕が一生忘れる…

医者の学会発表で学んだことをブログに活かす

毎日いろんなブログを読んでいると、すごく気になることが一つあります。それは、記事の一番最後に「ここまで読んでくれてありがとうございます」といった”お礼の言葉”を毎回のように乱発しているブログがあることです。僕自身もたまに「こんなブログを読ん…

「地獄の日々を思い出せ」という記録が…

年末の大掃除がきっかけで、年明けからデジタルデータの処分もするようになりました。人間いつ死ぬかなんて分かりませんから、残しておくべきデータと、消しておくべきデータを分けて、着々と自分の過去を整理整頓しています。その中に超ブラック上司から陰…

「最善を尽くす」とは?

僕は今年から年賀状を送ることをやめました。毎日にように届く年賀状に対して、その旨を伝える手紙を書き、そしてその手紙にE-mailアドレスを書き加えておきます。これから新年の挨拶を含め、連絡を取り合うのはE-mailのみで行うことにしようと提案していく…

某・製薬会社(ツ◯ラ)の過酷な新人研修の話

つい先日、漢方薬専門の某製薬会社(ツ◯ラ)のMRさんと病院の廊下で立ち話をしていた時の話です。現在その製薬会社から発売されている漢方薬は全部で128種類あって、新しい薬の開発は一切行っていないそうです。既存の漢方薬の薬理作用や効果についてのみ研…

スパイ映画のように仕事をする医者

医者の仕事の中には、病院中の医者にたらい回しにされるような”ニッチな仕事”があります。「それは私の専門じゃない!」とか「忙しいから暇な先生にお願いしてよ…」とか「なんで僕に連絡してくるの!?」と怒鳴られて、一方的に電話を切られてしまうような仕…

「保険金詐欺」の手助けをしている病院の話

これは15年以上前の話になります。当時、僕が勤務していた急性期病院の整形外科の先生から聞いた噂話です。病気や怪我で入院すると、入院病名や入院日数に応じて、その人が加入している保険会社から「保険金」を受け取ることができます。そのことを利用して…

”経費”で接待を受けていた時の話

僕が医師になった20年くらい前の話です。その当時は製薬会社さんからの接待が当たり前の時代でした(ちなみに今はありません)。接待の見返りとして、その製薬会社から発売される新しい薬を病院で採用したり、同じような種類の薬がある場合に、その製薬会社…

「ウィンドウズ2000」と呼ばれる医者の話

僕の勤務先の病院には「ウィンドウズ2000」とみんなに(陰で)呼ばれている先生がいます。元々の「ウィンドウズ2000」は、マイクロソフトが2000年に発売したOSですが、今の時代にこの古いOSを使っているパソコンは皆無と言っていいほどの骨董品レベルのOSで…

自分の患者さんが”コロナ陽性”で喜ぶ医師たち

世の中にはとんでもない医師がいます。先日、勤務先の病院で入院中の患者さんからコロナ陽性者が出てしまいました。その患者さんをケアしていた看護師数人もコロナ陽性となり、病棟は一時混乱状態になりました。もちろんその患者さんの主治医の方にも連絡が…

”超”金持ちドクターからの糞メール

大学院生をしていた時の話です。僕は日々の生活費を稼ぐために、先輩医師が開業した医院で外来診療のアルバイトを週一回していました。その先輩医師は私立医大出身のいわゆるボンボンで、40歳の時に勤務医を続けることがアホらしくなったということで(親の…