🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男(医師)の日記

医者の話

「ウィンドウズ2000」と呼ばれる医者の話

僕の勤務先の病院には「ウィンドウズ2000」とみんなに(陰で)呼ばれている先生がいます。元々の「ウィンドウズ2000」は、マイクロソフトが2000年に発売したOSですが、今の時代にこの古いOSを使っているパソコンは皆無と言っていいほどの骨董品レベルのOSで…

自分の患者さんが”コロナ陽性”で喜ぶ医師たち

世の中にはとんでもない医師がいます。先日、勤務先の病院で入院中の患者さんからコロナ陽性者が出てしまいました。その患者さんをケアしていた看護師数人もコロナ陽性となり、病棟は一時混乱状態になりました。もちろんその患者さんの主治医の方にも連絡が…

”超”金持ちドクターからの糞メール

大学院生をしていた時の話です。僕は日々の生活費を稼ぐために、先輩医師が開業した医院で外来診療のアルバイトを週一回していました。その先輩医師は私立医大出身のいわゆるボンボンで、40歳の時に勤務医を続けることがアホらしくなったということで(親の…

小児がんの女の子【後編】

「小児がんの女の子【中編】」からの続き 突然のお別れ…そして最後のメッセージ 月日は流れ、大学病院での研修医生活も終盤を迎えました。日々の激務をこなしながら、次の研修病院への転勤の準備も進めていました。僕は指導医の先生が代わったのをきっかけに…

小児がんの女の子【中編】

「小児がんの女の子【前編】」からの続き つらい治療でも頑張る小児がんの子供たち まほちゃんのがんの治療は「放射線治療」を中心に行うことになりました。がんが発生した場所が、まほちゃんの生命を維持するためにとても重要な働きをする場所だったので、…

小児がんの女の子【前編】

今回は医師国家試験に合格し、晴れて研修医になった時に僕が主治医となった一人の女の子の話をしようと思います。右も左もわからない研修医で、指導医の先生と一緒に日々の診療を全力でこなしていた若かりし頃の思い出です。この女の子の話を家内にしたこと…

患者さんが頭に一万円札を付けているように見え始めた医者の話

医者という職業は大きく2つに分けることができます。病院に勤務している「勤務医」と、自分でクリニックや病院を経営している「開業医」です。白衣を着て患者さんの診療をしているという点では、周りから見ればほとんど差がないように思われますが、実際のと…

薬の治験で大儲けした医者の話

ずっと以前勤めていた私立病院での話です。経営者がかなりのやり手だったので、日本でも有数の黒字病院でした。毎月の目標を達成できなかったり、未収の診察代が多かったりすると、事務方の男性が経営者に殴られるということもしばしばありました。(かなり…

刺青男vsぐるぐるねこ男

僕がまだ急性期医療に従事していた頃の話です。交通事故で大ケガをした50歳くらいの男性が救急車で運ばれてきました。意識レベルはかなり悪く、大声で呼びかけても反応がありません。全身のCT検査をしたところ、緊急手術をしなければ助からない状態であるこ…

【今週のお題】人生で一番高い買い物

今週のお題「人生で一番高い買い物」ということで、一番最初に思いついたのは高級クラブで飲んだシャンパンのボトルです。その高級クラブは、ある製薬会社さんから接待を受けた時(今はそんな時代ではありません)に連れて行ってもらったお店でした。その夜…

ある女性患者さんとのちょっといい話

研修医の頃、ある若い女性患者さんに告白されたことがあります。その日、僕は初診外来の担当でした。”初診外来”というのは、初めて病院を受診する患者さんの診察をする外来です。頭痛、めまい、気分不良、便秘など様々な症状の患者さんを診察します。また受…

大学病院の先輩ドクター

僕がまだ研修医として大学病院に勤務していた時の話です。同じ診療科の医局にとてもユニークな先輩ドクターがいました。その先輩は、医局員全員が認めるほど能力の高い優秀な医師でしたが、仕事ぶりがとにかく不真面目でした。正確には優秀すぎて仕事が一瞬…

交通事故で命を失った男の子の話

僕の息子が交通事故で怪我をしてから、加害者側の保険会社と「過失割合」について話し合いを続けています。最近ゴールが少しずつ見えてきてホッとしています。交通事故って被害者になるのも加害者になるのも本当に嫌なもんだなあと考えていたところ、ある交…

夜の救急外来の患者さんにドキドキした話

僕がまだ20代の頃、救命救急に携わっていました。24時間365日、いろんな患者さんが救急搬送されてきます。印象に残っている患者さんのことをブログ記事にしてみようかなあと思いながらいつものように休日の山道を散歩していると、ある患者さんの記憶にたどり…