🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男の雑記ブログです。週2回(月・木)更新中🎵

スパイ映画のように仕事をする医者

ぐるぐるねこ男

 

医者の仕事の中には、病院中の医者にたらい回しにされるような”ニッチな仕事”があります。「それは私の専門じゃない!」とか「忙しいから暇な先生にお願いしてよ…」とか「なんで僕に連絡してくるの!?」と怒鳴られて、一方的に電話を切られてしまうような仕事です。病院中の医者に嫌がられる”ニッチな仕事”には、以下のようなものがあります。

 

・インフルエンザやコロナワクチンの問診

・薬を処方するだけの患者さんの対応

・血管が細い患者さんの点滴や採血

・不定愁訴の救急患者さんの対応

・休んでいる医者が担当している患者さんのこと

 

これらの仕事は(少なくとも僕の勤務してきた病院では)誰からも嫌がられる仕事になります。本当に忙しくて対応できない先生も中にはいますが、医局でネットサーフィンをして遊んでいるような暇な先生は、ほぼ100%断ります。今自分が検索しているサイトの方が、仕事よりも重要だと勘違いしているからです。しかし、このような仕事でも、誰かがやらないと病院の業務は回りません。それを誰にも知られることなく、片っ端から淡々と片付けていく医者がいます。それが僕なのです。

 

本日も”たらい回し”になっている仕事(具体的にはインフルエンザの問診)を僕が快く引き受けたところ、受付のスタッフに「ぐるぐるねこ男先生は、本当に神様のように見えます」と感謝されてしまいました。また、仕事を休んだ先生のフォローを、誰にアピールすることもなく淡々とこなしていた姿を医局秘書さんに見つかってしまった時は「ぐるぐるねこ男先生って、スパイ映画のように仕事をしてますよね!すごいです」と褒められてしまいました。

 

誰にも知られることなく、みんなが嫌がる仕事を着実に、そしてクライアント(病院受付の人や看護師さん)の依頼通り完璧に処理していく僕の姿を見て、「007」のダニエル・クレイグや「ミッションインポッシブル」のトム・クルーズの姿を思い浮かべてくれたのかもしれません。見た目はそんなにカッコよくありませんが、仕事の遂行レベルは彼らに匹敵するものを持っていると自負しています。(ほんまかいな?)

 

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どんな職場でも「誰かがやらないと業務が回らない”嫌な”仕事」というものは絶対にあります。僕はそんな仕事を嫌がらず、いつでも「主体的」に取り組むように心がけています。そして今までの僕の経験ですが、黙ってそのような仕事をこなしていても、必ず周りのスタッフは気がついてくれています。そうすることで自分自身の信頼度は上がるし、いろんなシーンで僕を頼ってくれます。ただの”雑用”と考えるか、自分の徳を積むための”重要な仕事”と考えるかは、結局のところ自分次第なんです。

 

ちなみに僕はスパイ映画が大好きです。「007」シリーズや「ミッションインポッシブル」シリーズは言うまでもありませんが、僕が超イチオシのスパイ映画は「キングスマン」です。グロいシーンやエロいシーンもたくさんありますが、この映画を観た99.999%の人は「めちゃ面白かった!最高のスパイ映画や!」と思うはずです。観る順番に並べておきますので、興味があればぜひ鑑賞してみてください^ ^

 

 

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それではまた^ ^