🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男の雑記ブログです。週2回(月・木)更新中🎵

居酒屋トーク

ぐるぐるねこ男

 

この数年間は、うちの奥さんとしか居酒屋に行ってません。数年前までは(職場の)みんなと一緒に朝まで飲むぞ!みたいな無茶な生活をしていたのですが、仕事ばかりの人生に嫌気が刺し始め、このままじゃいかん…と思って自ら働き方改革をし、週休3日の生活に移行してからは、そのような「職場の飲み会」とは完全に遠ざかっています。まあでも飲み会なんかしなくても、職場では十分コミュニケーションは取れているし、人間関係も良好なので、正直言ってそれほど寂しい気持ちはありません。そして夕食はいつも家族全員で食べるので、奥さんとの居酒屋ナイトでは普段家族の前でできないような内容のトークになってしまいます。

 

僕たち夫婦の飲み会(?)は、いつも二部構成になっています。第一部は「居酒屋」で、そして第二部が「イタリアン」といった感じで、最後は必ずと言っていいほど「ワイン+生ハム+チーズで締めたい」という流れになります。そして「居酒屋トーク」も自然と二部構成になります。第一部はいつもできない「職場の愚痴話」、そして第二部は「自己肯定の話」といったパターンです。この流れもあらかじめ夫婦で決めたことではないのですが、家族団欒の場で普段話せないような愚痴、文句、不満、怒りみたいな話が自然と沸々と湧いてくるためです。いつも聖人賢者ぶったブログ記事を書いている僕でも、やっぱり一皮剥げば生身の人間ですから、夫婦で居酒屋トークする時くらい好きなこと言わせてよ(怒&笑)っていう気持ちになるんだと思います。

 

 

 

”悪しき心”というものは時々口からしっかりと吐き出しておかないと、どんどん体の中に蓄積していって、その人の精神を蝕んでしまうと思います。なのでこの毒吐きは「必要悪」な行為だと自分自身を納得させるようにします。さて、前回の記事「兵庫県・神戸までふらり旅」でも紹介した居酒屋での「居酒屋トーク」ですが、今回は僕の一方的な愚痴話になってしまったようです。あまり詳しく書いても気分を害してしまうかもしれないので、一息でしゃべれるくらいの内容にコンパクトにまとめてみます(読み飛ばしてくれて大丈夫です)。

 

「相変わらず内科の医者連中は、研修医に仕事を全部させて、自分達は医局で朝から晩までネットサーフィンして遊んでるよ。患者さんのことなんか一切診ずに、電子カルテか自分のパソコンしか見ていないわ。それで給料は外科系の医者と同じやで!外科系の医者なんて外来しながら手術もして、救急患者の対応したり、病棟の患者さんの処置もしているのに、あいつら(内科医)は「僕は糖尿病が専門だから…」とか言って、風邪の患者さんですらこっちに丸投げしてくる。そもそも内科って「診断学」だろ?糖尿病内科みたいな専門なんて二の次じゃないか?自分の患者さんが夜とか休日に悪くなっても研修医を使いっぱしりにして、自分じゃ何もしない。患者さんが亡くなった時のお見送りですら研修医にやらせてるよ!その間、自分達はスマホでオンラインゲームだぞ。処置もまともにできず、こっち(外科系)の医者にやらそうとしてくるし、だったらあいつら(内科医)には何ができるって言うんだ?自分がわからない病気のことは全部Google検索してるわ。患者も診なくて研修医に全部仕事をやらせて、知識もGoogle頼みなら、もうGoogle先生でいいやん?それで給料が下手したら外科医よりも上なんだからとんでもないよな?製薬会社と癒着するくらいしか能がないから、効きもしない高価な新しい薬をバンバン使って医療費を釣り上げているし、患者さんには薬代がめちゃ負担になるし、ホント自分の私腹を肥やすことしか考えてないよ。いずれにしても、あんな連中と同じ扱い(給与面で)にされていると思うと、嫌気がさすよ…まったく…」

 

みたいなことをつらつらと語ってしまいました。お酒が進むにつれて、その内容はエスカレートしていきます。奥さんは「うんうん」とか「ホントそうだね」みたいに相槌を打ちながら聴き役に徹してくれます。上で語った内容が全てのお医者さんに当てはまるわけではなく、もちろん外科系の人間でも仕事をサボっていたり、手術が下手なのに「自分はゴッドハンドを持っている」といった雰囲気で、数々の失敗手術を繰り広げているような人もいます。基本的には「医者も人間」なので、普段やってることや考えていることなんて大差ありません。美人の女性患者さんが入院してきたら、男性医師の間ではその話で持ちきりになるし、女性医師同士でジャ◯ーズ(今は亡き)の話で盛り上がるなんてよく見かけます。開業医の先生になるとお金の使うところが限られてくるので、ゴルフ、時計、外車の話くらいしか話のネタがありません。そんな感じで第一部の居酒屋トークが(先日は一方的に)繰り広げられました。

 

 

 

さて、二軒目に移動し、居酒屋トークの第二部に移ります。第二部は「自己肯定の話」になります。第一部の「職場の愚痴話」を踏まえて、今の自分が彼らよりもどんなに幸せかという内容の話になります。僕は嘱託医として働いているので、年収面では彼らの2/3くらいしかありません。しかし常勤医としての責任を一切負わなくてよいというメリットがあります。もちろん無責任な仕事をしていいと言うわけではありませんが、言葉では表せないレベルの自由度があります。もちろん休日も多いため、今までできなかったこと(例えば夕食の時にお酒を飲むとか、旅行に出かけるとか)も沢山できるようになりました。投資もそうで、時々自分の給料を自慢するように「先月は◯◯万円も多かったよ!」って言ってるお医者さんもいますが、僕は心の中で「それくらいだったらTMF持ってるだけで3日かな?(笑)」って思っています。投資で増えるお金が自分の給料を大きく越える月(2倍とか)もあるので、どんなに嫌な仕事を押し付けられても「君たちはどんなに働いても僕の資産には勝てなくなってきているんだ」と思うとニヤニヤしてしまいます。

 

お金のことばかり言っても仕方ありませんが、お金が増えてくると心が穏やかになります。「金持ち喧嘩せず」って本当だな〜って思います。以前の記事「クソ上司に最大級の仕返しをするならば 」でも紹介したことがありますが、嫌な人に仕返しをしたいのであれば、その人たちよりも幸せになることが一番の仕返しになります。二軒目でしっかりと自己肯定し、今後の人生の展望などについても話をしました。でも大抵の場合、二軒目でワインやウィスキーを飲みすぎて、それまでの話は記憶からほとんどリセットされてしまいます。こんな感じで居酒屋トークって、いつもの話をいつも通りの順番で何度も繰り返される、でいいと思います。お酒の席で建設的な話なんて最初からできるわけないって思ってますので(笑)^ ^

 

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それではまた^ ^