🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男の雑記ブログです。週2回(月・木)更新中🎵

学校の勉強なんて何の役にも立たない(こともない)

ぐるぐるねこ男

最近になって、子供に「勉強でわからないところがあるから教えてほしい」と言われるようになりました。数学や理科の問題であればどんな問題でも瞬時に答えることができる父(=僕)の凄さにやっと気がついてくれたようです。ただ単に解き方を教えるのではなくて、他の問題でも応用できるように、解き方を一緒になって考えてあげるようにしています。中・高校生の教科書レベルの問題であれば、ブランクが20年くらいあってもそれほど難しく感じません。僕は”学歴なんてクソ喰らえ”(食事中の方はごめんなさい…)と思っていて、「学校の勉強なんて、社会に出たら何の役にも立たないから。役に立つのは読解力と文章力だけだよ」と普段から言ってますが、子供の勉強を教える僕を見た奥さんは「そうやって子供に勉強教えることできるから、学校の勉強も役に立ってるじゃん」と笑っています。その言葉が妙に腑に落ちて「うん、確かに、一応役には立っているな」と思ってしまいます。

 

でもこうやって、家にいるお父さんが子供の「ちょっとわからない問題」について解き方を教えてあげられる環境って、なんだか恵まれているなあ〜と(我が子のことを)羨ましく思ってしまいます。僕の両親は最終学歴が中卒でした。父親は工事現場で働いていたので、出稼ぎの仕事で家にいないことがほとんどでした。母は家で内職をしていましたが、僕が小学生の時に「教えることができるのは、小学3年生までだからね」と宣言されていました。もちろん、塾に通うお金もなかったので、わからないことはそのままにしておくか、頭のいい友達に教えてもらっていたりしました。しかし、こんなことを言ってしまっては何ですが、最終的に身についた学校の勉強(特に受験勉強)は、全部自分で独習したものばかりです。学校の先生に質問するのも面倒だし、友人も全知全能ではなかったため、結局は自分で教科書や参考書を読んで勉強してました。

 

 

 

話は変わりますが、僕の中学校時代の友人に、成績優秀にも関わらず地元のポンコツ公立高校に進学し、自分で勉強して東大に現役合格した強者がいました。彼は「東大の数学は自分に合わないことがわかった」と言って東大を半年で中退し、翌年に京都大学を再受験して合格してしまうほどの秀才でした。その友人は、中学時代の成績が常にトップ3以内でした。他の優秀な同級生が偏差値の高い高校を受験するのに、彼だけは「勉強なら自分でできるし、無理して遠くの高校(進学校)に通う必要なんてないよ」って、涼しい顔をして言ってました。彼の家にお邪魔したことがありますが、それほどお金持ちな雰囲気の家ではなく、至って普通でした。でも、僕の記憶に鮮明に印象が残っていることがあって、それは彼の部屋の壁が全面本棚で、そこには溢れかえるほどの文庫本が並んでいたのです。彼は「お父さんの本をもらって読んでたらこんなになったんだ」と言ってました。

 

当時、彼は中学2年生でしたが、大人が読むような難しめの文庫本でも毎日1冊ペースで読んでいました。本を読んでたら朝になってたという日もたまにあるとのこと。中学校レベルの勉強なんて、授業で聞くだけで理解できるし、授業を聞かなくてもほとんど理解できるよといった感じでいつも笑っていました。聞けば数学だけは父に教えてもらっていて、当時すでに高校レベルの勉強をしていたようです。僕はその話を聞いたときに羨ましく思い(我が家は小学3年生レベルでストップ…)、そして自分がもし親になったら、自分の子供に勉強教えてあげるくらいになりたいな…とも思いました。そして月日は流れました。今の自分は親になり、我が子に学校の勉強を教えてあげることができるようになりました。「あの時の夢が叶ったんだ」としみじみ思ってしまいます。

 

 

 

そして密かにもう一つの夢は「自分の持っている本を、子供にもどんどん読んでもらいたい」ということですが、これは中々実現しそうにありません(笑)やっぱりYoutubeなどの動画には勝てないみたいで、僕的には「こんなに面白くていい本を揃えているのに、なんであんなくだらないYoutube動画に負けるんだ…」と悔しい思いをしています。まあでも親である僕も、時間を忘れてYoutubeを観続けることもあるし、子供だけに「つまらない動画は禁止!本を読め、本を!!」と強要するわけにはいかないので、これだけは仕方ないと諦めるよう努力しています。まあでも社会人として生きていくためには「読解力」と「文章を書く能力」が一番必要とされる基本的能力だと思っているので、本音のところは「子供にはできるだけたくさんの本を読んでもらいたい」と思っています。

 

ちなみにですが、僕は英語が大の苦手でした。偏差値も40くらいしかなかったのに、医学部を受験する頃には70近くまで学力を伸ばすことに成功しました。うちの子供も英語が大の苦手なので、僕が英語の学力を伸ばすきっかけになった参考書を先日買ってあげました。「父さんが苦手な英語を克服したときに使ってた本を見つけたんんだけど、いる?」ってメールしたら、子供から「ほしい」と一言だけ返信があったので、ここぞ!とばかりに書店で買ってしまいました。この参考書をどう使うかは本人次第ですが、英文法をゼロから学ぶことができる”読み物”のようなとっつきやすい(しかも、めちゃ分かりやすい)参考書は他にありません。勉強の”キッカケ作り”をしてあげるのが親である僕の一番の役目だと思います。英語が苦手な高校生のお子さんだけでなく、英語をもう一度学び直したい方は参考までに↓(マジで良書です)

 

 

f:id:guru2-neko-otoko:20220227110408j:plain

それではまた^ ^