🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男の雑記ブログです。週2回(月・木)更新中🎵

俺もあの時、もっと勉強しとけばよかった

ぐるぐるねこ男

 

子供の頃の友人と再会した時に、「俺もあの時、お前みたいにもっと勉強しとけばよかった」と言われることがあります。僕は子供の頃からコツコツと勉強していたおかげで、今こうやって医師という職に就くことができました。同年代の友人よりもずっと多い給料をもらっています。学校の勉強がそれほど嫌いではなく、先生のことも大好きだったので、子供の頃の僕は自然と先生達から愛される存在であったと思います。自分から「学校なんて大嫌い」とか「センコー(=先生)なんてうざい」と言ってるような同級生達は、やっぱり先生から煙たがられていました…。

 

僕がコツコツと勉強していた時に、アルバイトで稼いだお金で深夜まで遊び呆けていた友人たちに「お前みたいにもっと勉強しとけばよかった」と言われても、正直ピンときません。勉強をするしないの違いだけで、大人になってこんなに差ができるとは想像もしませんでした。僕の今の生活を羨ましがる友人たちが、職場でパワハラを受けながら夜遅くまで働いている一方で、僕はホワイトな職場で自由な生活を送っていることを考えると、やっぱり子供の頃はしっかり勉強して、自分の将来の職業の選択肢を増やしておくというのは大事だったと、この歳になってわかりました。子供の頃に「もっと勉強すればよかったって後悔しないようにね」と周りの大人から言われていましたが、あれは未来の自分(=今の自分)からのメッセージだったように思えます。

 

 

 

しかしこのことは、”今の自分”にとっても大切なことだと思います。僕はあと何年かで50代に突入しますが、今の日本人男性の平均年齢が80歳だとすると、あと30年くらいしか残りの人生がありません。歳をとって病気になり、入院することもあるかもしれません。病院のベッドで寝たきりになってしまった時に病室の白い天井を眺めながら「あの時、もっと◯◯しとけばよかったなぁ…」と後悔しないようにしたいものです。未来の自分から今現在の自分を振り返ってみると、「今の自分がもっと何をしとけばよかったのか」ということが少しずつ浮かんできます。やりたいことや今しかできないこと、無謀なチャレンジや思い切った行動など、大抵のことは実行に移してきた人生ですが、でもやっぱり「死ぬ間際に後悔することって絶対にないだろうか?」と考えてしまいます。

 

「一年の計は元旦にあり」と言われますが、”未来の自分”が”今の自分”を振り返るという想像をしてみると、「一生の計は”今”にあり」と思ってしまいます。それでは「今の自分に何をしておいて欲しいか?」ってことを考えた時に、まず一番最初に思い浮かんだことが「ピアノの練習」です。僕が子供の頃は「男の子がピアノを弾くなんて気持ち悪い!」というような風潮がありました。小学校の頃の同級生の中に、男の子でピアノをしている子が一人だけいました。実際はもっといたのかもしれませんが、まわりに公言しているのはその男の子だけでした。小学校の音楽室でその子がピアノを弾いたときに、同じクラスの友達から「うわぁ、気持ち悪い〜!」とか「変態だ!(笑)」など言われてバカにされていました。しかし僕は、ピアノを弾く彼の姿を見て「うわぁぁ…めっちゃカッコいいなぁ!」って心の中で感動していました。そんな彼ですが、今は弁護士として働いていて、彼をバカにした同級生たちよりも圧倒的な成功を収めています。

 

 

 

話は大分逸れましたが、将来の自分が後悔しないために今できること、それは「ピアノの練習」です。来年の達成すべき目標というような仰々しいものではありませんが、2024年はピアノの練習を毎日欠かさないようにしたいです。僕の夢は、ふらっと立ち寄ったバーにたまたまピアノが置いてあって、マスターに「一曲どうですか?」と勧められ、そして僕がすっと立ち上がってピアノの前に座り「Waltz For Debby」を弾く…というのがあります(笑)いずれにしても人生最後の瞬間に後悔しない生き方を、来年も再来年もこれからずーっとしていくつもりです^ ^

 

 

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それではまた^ ^