🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男の雑記ブログです。週2回(月・木)更新中🎵

宇宙飛行士を目指す外科医・米田あゆさんと僕の話

ぐるぐるねこ男

 

人間誰しも、劣等感を感じる瞬間は多々あると思います。僕は今まで劣等感の塊のような人生を送ってきました。両親や生まれてきた環境のせいにしてはダメだと思うのですが、僕は生まれた時から社会人になるまでずっと借家に住んでいて、両親からはいつも「自分たちは借家の人間なんだから、目立たないように生きていかなければならないんよ」みたいなことを言われてました。そのせいもあり、僕は学校や近所で目立つようなことは一切せずに、いつもコソコソと生きてきたような気がします。

 

でもある日、自分の家系のこの悪い流れを自分が変えなければならないと気がついた僕は、自分のできる精一杯の努力をして今のポジションを手に入れることができました。週休三日で定時で帰ることのできる仕事があり、ローンを完済した自分の家があり、同じ世代の平均年収の何倍も給料をもらい、株式投資で資産運用(+10%程度の成績ですが…)もしています。何不自由なく暮らすことができている僕ですが、最近すごく劣等感を感じてしまうニュースに遭遇しました。それは宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士選抜試験に、米田あゆさん(28歳・医師)が合格したというニュースです。

 

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米田あゆさんの登場によって、平和ボケして最近忘れかけていた「劣等感」という感情が、僕の中から一気に湧いて出てきてしまいました。人間ってホント脆い生き物なんですね…。同じ”医師”という職種ですが、やっていることの中身のレベルが違いすぎて(もちろん、こっちが下です)自己嫌悪すら感じました。世の中には想像を絶するようなすごい人がいるだって感心します。とりあえず、彼女と僕の経歴を比較してみましょう。

 

✅ 米田あゆさん(28)の経歴

・神戸女学院中等部・高等部出身

・中学部ではテニス団体戦で全国大会出場

・ハンセン病患者の施設訪問や途上国へのボランティア活動に積極的に取り組む

・勉強は文系・理系ともに何でもできた

・英語が得意だったが、敢えて英語圏でないスイスに留学

・担任の先生から「常にチャレンジする生徒だった」と言われた

・東京大学医学部に進学

・日本赤十字社医療センターで外科医として勤務

・宇宙飛行士選抜試験に合格、アルテミス計画に参加

 

✅ ぐるぐるねこ男さん(40代)の経歴

・地元の公立中学・公立高校出身

・中学時代は水泳(リレー)で全国大会出場

・近所の草刈りや空き缶集めのボランティアに消極的に取り組む

・勉強は理系しかできなかった

・英語が苦手だったし、留学するお金も意欲もなかった

・担任の先生から「お前が医者になるとはなあ〜(笑)」と言われた

・地元の国立大学医学部に再受験で進学

・田舎の総合病院で外科系の医師として勤務

・Google AdSenseに合格、株式投資に参加

 

といった感じです。いかに今の自分が彼女に劣っているかということがよく分かります。自分なりに結構頑張って生きてきたつもりなのですが、宇宙に行ってしまうような人たちと比べると、僕なんて宇宙の塵どころか、机の上にたまっている埃レベルの人間なのだと思いました。流石にここまでの差になると、最初のスタート時点である「生まれた環境」の差というものを感じずにはいられません。

 

で、結論になりますが、まあでもやっぱり「彼女は彼女」であり「僕は僕」なんです。昨日の記事にも書きましたが、アドラーの心理学を学んでからは、その辺りの考え方や感じ方がすごく楽になりました。この米田あゆさんのニュースを知った時に、自分の心が劣等感という名の沼へ沈んでいくのを感じました。でも、溺れることなくすぐに浮き上がってくることができました。あくまでも「彼女は彼女」であり「僕は僕」なのです。「僕の人生」を生きるのは「僕」にしかできないことなので、彼女に対して劣等感を抱くのではなくて、自分のことをしっかりと肯定してあげることが大切なんです。

 

・・・って、うちのぐるぐるねこが目で語ってました。

ぐるぐるねこに癒された夜でした・・・(チャンチャン♪)

 

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それではまた^ ^