🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男の雑記ブログです。週2回(月・木)更新中🎵

「自分の課題」と「他者の課題」を分離する

ぐるぐるねこ男

 

今年の年始からずっと気になっていたことが一つだけあります。それはお正月に送られてきた年賀状についてです。2023年から年賀状をやめると決めていました。E-mailやSNSで簡単に知人と連絡が取れる時代に、何千円もかけて年賀状を買い、何千円もかけてプリンターのインクを買い、プリンターが壊れていたら何万円もかけてプリンターを買い直し、何時間もかけて年賀状を作る行為に意味を見出せなくなったためです。でもやっぱり毎年恒例の「元気?」と一言だけ書かれたカラフルな年賀状が、今年も何十枚と送られてきました。

 

いくらこっちが年賀状をやめると決めていても、もちろん相手はそのことを知りません。一枚63円の年賀状を買って、わざわざ僕のためにインクと時間を使って作成してくれた年賀状に対して、「今年から年賀状をやめました」という返信くらいはすべきじゃないか?とモヤモヤしていました。最初は手紙で連絡しようかと思っていましたが、やっぱりメールやSNSを使ってその旨を伝えようかな…う〜む…といった感じでずっと迷っていました。心のどこかにそのことがずっと引っかかっていました。しかし昨夜、アドラー心理学について書かれた有名な本『嫌われる勇気』を読んでいて、ずっとモヤモヤしていた心が洗われたのです。

 

他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させない。

 ー『嫌われる勇気』より

 

「自分の課題」と「他者の課題」を分離して考えると、人生はずっと楽になるという趣旨の話ですが、本当にその通りだなあと思い真夜中に腑に落ちました。年賀状を作る/作らないとか、年賀状を返す/返さないというのは「自分の課題」であって「他人の課題」ではありません。また、僕が年賀状を返さないことに対して、相手がどう考えるかということは「他人の課題」であって「自分の課題」ではありません。

 

またブログに関しても、義務感にかられて無理矢理更新し続けるのも、実はあまり意味がないのかも?と思うようになりました。ブログを更新するかどうかなんて「自分の課題」であって「読者の課題」ではありません。更新できないことに対してどう思うかなんて「読者の課題」であって「自分の課題」ではないのです。アドラー心理学の切り口は他になくユニークで、大変参考になる考え方でした。入門書としては世の中の多くの人が読んでいる『嫌われる勇気』しかないと思います。とても読みやすかったので、まだ読んだことのない方はぜひ一読してみてください。世界観が絶対に変わるはずです^ ^

 

嫌われる勇気

 

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それではまた^ ^