🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男の雑記ブログです(毎週月曜日に更新)

オリンピック選手を育てたコーチの言葉

ぐるぐるねこ男

 

みなさま、いかが週末をお過ごしでしょうか?僕はいつも通りの時間(午前4時頃)に目が覚めて、朝イチでPodcastを聴きながら、いつもの山道を1万歩ほど散歩してきました。最近はNHKの英語ニュースなど英語番組をよく聴いているので、以前よりも英語が聴き取れるようになって来ました。少しずつではありますが、英語の力が進歩していることを実感します。ただ僕には、英語を「話す」力がまだまだ足りません。僕の家の近所に住んでいるアメリカ人のおじさんとホームパーティーをする時に、少しでも英語で会話ができるように、これからも努力を続けたいものです。

 

「努力を続け、少しでも前進する」ということは、何か物事を達成するために必ず必要なことです。散歩中に自分の英語力について考えていたら、中学校時代のことを思い出しました。僕は中学生の時に、水泳で全国大会に出場したことがあります。出場する代表選手は、大会前に厳しい合宿に参加しなければなりません。全国大会に出場するためには、スイミングスクールに毎日通い、冬も温水プールで泳いでいないと絶対に無理なレベルです。僕は中学校の水泳部で、夏しか泳いでいませんでしたが、運よくリレーメンバーの一員として全国に出場することができたのです。

 

僕を普段指導してくれていたのは、中学校の普通の先生でした。学生時代に水泳サークルに所属していた(だけ)の先生で、泳ぎ方の指導としては「一番遠くの水を、しっかりと捉えて、最後までかく」くらいしか教えてもらったことがありませんでした。あとは25mプールを何十往復も行ったり来たり泳ぎ続けるだけの毎日でした。まあでもよくそんな練習で、曲がりなりにも全国大会に出場できたなあって、他人事のように感心するレベルの指導内容でした。

 

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それに対して、全国大会の合宿の指導に来てくれたコーチ陣は、錚々たるメンバーでした。全国クラスの選手を育てるのなんて当たり前で、中には競泳のオリンピック選手を育てたようなカリスマコーチもいたのです。周りの選手にとっては当たり前の練習でも、僕にとっては毎日の練習メニューがとても新鮮でした。しかし毎日の練習がとてもハードだったので、泳ぐ力のない僕は少しずつ練習について行けなくなったのです。泳ぐたびに自分のタイムが落ちていきました。気持ちが折れそうになっている僕に気がついたのか、オリンピック選手を育てたことのあるそのカリスマコーチが僕にこんな声をかけてくれたのです。

 

「しんどいのは分かる。でもな、昨日の自分を0.1秒でも越えさえすれば、それは君が成長している証拠になるんだよ」

 

そんなの分かってる……そんなの当たり前だよ……それができれば苦労しない……自分なりに一生懸命頑張っているけど……もうこれ以上速く泳ぐことができないよ……。一週間近く泳ぎ続けてきて体力的にも精神的にも疲れ果てていた僕の中では、こんなネガティブな感情しか湧いて来ませんでした。僕はそのコーチに何も言い返すことができず、ただただ下を向いていました。するとコーチは僕の肩をたたき、大きな声でこう言ってくれたのです。

 

「まあでもな、昨日の自分を越えることができない時は、昨日の自分に対して「やっぱお前って泳ぐの速いなあ!」って褒めてやればいいんだよ。どっちにしても君自分だからなー(笑)」

 

と言って、会心の笑顔を僕に見せてくれました。そのコーチの言葉のおかげで、傷つき弱っていた僕の心がとても癒されました。昨日の自分に勝てなかったら、昨日の自分を褒めてやればいいんだって。今でもその時のコーチの笑顔を鮮明に思い出すことができます。また、どんなことに対しても、常にポジティブに物事を考えることができるようなコーチだからこそ、オリンピックに出場するような選手が育つんだろうなあって思いました。

 

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ということで、昨日の自分より少しでも(単語一つ、表現一つでも)英語が話せるように、今日も英会話の勉強を頑張ることにしました。この全国大会の合宿に関する話で「友人の言葉が僕の人生を変えてくれた」という記事も以前書いているので、今回の記事と併せて読んでいただければ嬉しいです。さて、明日からまた一週間が始まります。ポジティブに頑張っていきましょう!

 

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それではまた^ ^