以前の記事で少し触れたことがありますが、うちの近所にはアメリカ人のおじさんが住んでいます。奥さんが日本人で、日本のことをすごく気に入ってくれて、数年前にアメリカから遥々やってきました。町内の夏祭りで知り合いになってから、クリスマス、サンクスギビングデイ、忘年会、新年会、誕生日会などなど、理由をつけて事あるごとに一緒にパーティーをしています。
アメリカ人らしく自宅の庭には大きなバーベキューグリルやピザ釜などが置いてあり、豪快で美味しい肉料理などをいつも振る舞ってくれます。スペアリブを丸ごとグリルし、それを切り分けて肋骨をしゃぶるように肉に食らいつき、そしてビールやバーボンを飲んでみんなで歌を歌う…こんなことを毎月のようにやって楽しんでいます。
コロナ以前は彼の友人（日本に住む外国人）もたくさんパーティーに来ていました。彼と同じアメリカ人だけでなくオランダ人、メキシコ人、サウジアラビア人、そして我々日本人など多種多様の人種の友人が集まって、それぞれの得意な料理やデザートを振る舞ったりして楽しんでいました。また再開できる日が待ち遠しいです。
アメリカに住んでいた時も毎週のようにパーティーをしていたとのことですが、たくさんの色んな人種の友人が集まるにあたって、いつも心がけていたことがあるそうです。それは「パーティーの場では絶対に”政治”と”宗教”の話をしない」ということ。アメリカは”人種のルツボ”と言われていて、様々な人種、宗教、政治思想を持った人たちが混在している国だからだそうです。
ロシアがウクライナに侵攻したという”きな臭い”ニュースで気が滅入ってしまう毎日ですが、少しでも自分の気持ちを平穏に保つことができるように、ブッダの言葉をこれから毎日書いて行くことにします。
＜本日のブッダの言葉＞
ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも汚れた心で話したり行なったりするならば、苦しみはその人につき従う。ーー車をひく牛の足跡に車輪がついて行くように。
引用：『ブッダの真理のことば 感興のことば』中村 元 訳より
それではまた^ ^
