🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男の雑記ブログです。週2回(月・木)更新中🎵

お金持ちの私立医大生の話

大学時代の話です。僕には私立医大に通学していた友人が一人いました。彼の通学していた私立医大は授業料が高いことでも有名で、6年間の学費は合計で4,500万円以上とも言われています。入学試験の時の+1点を100万円の寄付で買うといったブラックな噂も流れていましたが、本当かどうかなんて確かめようがないし、僕には全く関係のない話です。

 

それはさておき、学生時代にその友人の私立医大に行く用事ができて、僕は妹に借りた中古の軽四に乗って行きました。その医大の駐車場に入るとそこは外車のモーターショー(行ったことありませんが)みたいになっていてとても驚かされました。メルセデスベンツ、アウディ、BMW、ポルシェといった名車が所狭しにずらーっと並んでいました。さすが私立医大のお医者さんの車はすごいなあ!と感心していたら僕の友人は「ここは学生専用の駐車場だよ」って教えてくれたのです。

 

友人の話によると、その私立医大に通学している学生のほとんどが、病院やクリニックを経営しているお医者さんのご子息なのだそうです。高級な外車に乗るのなんて彼らにとっては自転車に乗るようなものなのかもしれません。住んでいる家もすごかったです。ある学生さんなんて一人暮らしなのにめちゃくちゃ広い3LDKのマンションに住んでいて、しかも大学の勉強や試験対策用としてカラーコピー機なんかも置いてありました…。

 

実家からの仕送りが毎月30万円とか、大学での勉強に差し支えるからアルバイト禁止とか、僕が生きている世界とは全く違った次元の話がまだまだたくさんあります。かといってその私立医大の学生さんが”お金持ち”であることを鼻にかけるようなことは全くなくて、性格は温和で優しくて、勉強熱心で、人間としても尊敬できる人も多かったです。

 

それまで(今でも)人生はお金が全てではない!と思っていたのですが「やっぱりお金が全てなのかなあ…」って、貧乏学生をしていた時にしみじみと感じた思い出話をしてみました。

 

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<本日のブッダの言葉>

「わたしには子がある。わたしには財がある」と思って愚かな者は悩む。しかしすでに自己が自分のものではない。ましてどうして子が自分のものであろうか。どうしてざいが自分のものであろうか。

『ブッダの真理のことば 感興のことば』中村 元 訳より

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それではまた^ ^