🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

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無名の公立高校から医学部に合格できるか?

ぐるぐるねこ男

 

うちの子の話になりますが、偏差値48の地元の公立高校に通っています。全国の公立高校の偏差値ランキングでも真ん中くらいの、ごくごく普通の高校です。国立大学に進学する子は毎年数人くらいで、卒業と同時に就職する子もたくさんいます。中学生の頃から学校の勉強が苦手で、宿題などの提出物もよく忘れていました。定期テストも学年で真ん中くらいの順位で、学業面ではこれまでずっと「真ん中」くらいでした。自分の将来について考えるようなそぶりもなく、部活動を中心に日々淡々と生活していました。親としては「提出物くらいは出しなよ…」とか「テストの日くらい勉強しろよ…」とボヤく日々が続いていましたが、最近は「もう本人の人生だから」と開き直り、あまり口うるさく言うことをやめていました。そんなうちの子ですが、先日、自分の部屋から降りてきて突然こう言ったのです。

 

「オレ、医学部目指すわ」

 

最初は聞き間違いかと思いました。そしてもう一度聞き直してみると「医学部目指すわ」と真顔で答えました。偏差値の低い無名の公立高校に通っていて、そこで学年順位も半分より下くらいなのに、そんな子が医学部なんて行けるわけない!ってうちの奥さんは怒ってました。まずは提出物をきちんと出して、部屋の片付けをして、お弁当や汚れ物の洗濯もちゃんと出して云々…と説教し始めましたが、うちの子は合気道の達人のように母親の説教を上手に受け流し、そしてふら〜っと自分の部屋に戻っていってしまいました。先日の記事「瓶に入れられて飛べなくなったノミの話」でも紹介しましたが、少しずつ自分の人生に向き合うようになってきたのかもしれません。あれ以来(アレよ、アレ…)、自主的に数学の問題を毎日解くようになりましたので。

 

 

 

ただ、無名の公立高校で成績もパッとしない子が、本当に国立大学の医学部に合格できるのか?という率直な疑問を持つ方は多いと思います。僕自身の話になりますが、地元の無名の公立高校に通い、アルバイトをしながら学費を稼ぎ、国立大学の医学部に合格することができたので、僕自身の意見としては「頑張れば絶対に合格できる」です。実際に医学部の同級生には、地方の無名の公立高校出身で、塾にも通わず(そもそも近所に塾が無いため)自分で勉強して医学部に合格して来る学生も何人かいました。僕自身もずっと独学で受験勉強をしていたので「どんな勉強してたの?」とその同級生たちに尋ねましたが、大抵の場合は「Z会の通信教育だよ」という答えが返ってきました。僕は市販のZ会の問題集を買って勉強していましたが、やはり独学で難関大学を目指すためにはZ会は必須なのかもしれません

 

うちの子供には①一教科ごとに問題集は1冊に絞る②毎日勉強する習慣を身につける③完璧になるまで何度も繰り返して勉強する、と伝えていますが、どのような結果になるかは結局のところ自分次第なんです。世の中には子供に勉強を過度に強要しすぎてしまう「教育ハラスメント」というものがありますが、中には勉強を強要してきた親を恨んで殺してしまうような痛ましい事件も起こっているようです。子供に勉強を強要するのは「子供に幸せになってほしい」という親心からですが、いつの間にか”虐待”にまで発展するケースもあるようです。僕自身は両親(最終学歴:中卒)から「勉強しろ!」なんて言われたこともないし、逆に「高校落ちたら(自分たちみたいに)働けばええやん」みたいなノリだったので、いろんな意味で自立できたのかもしれません。

 

 

 

いずれにせよ、うちの子が医学部を目指すと言うのであれば、そっとサポートしてあげるしかありません。できるだけ余分なことは言わずに、聞かれたことだけを答えるようにして、僕自身の親としての態度も徹底しようと思っています。中学生の頃に偏差値30台をとったこともあるうちの子ですが、どんな人間でも絶対に逆転できるってことを自ら証明してほしいものです。医学部時代の同級生にはいろんな人生を送ってきた友人が何人もいました。以前の記事にも珍しい人生を送ってきた友人たちの話を書いているので、ご興味があればぜひ読んでみてください。みんな「他人の人生ではなく、自分の人生を生きる」ってことを実践してきた友人ばかりです。何かの参考になれば嬉しいです^ ^(3つ目は僕の話ですが)

 

<医学部に合格してきた猛者たち>

工事現場から医学部を目指した人の話

東大・航空宇宙工学科からやってきた友人

平凡な僕が医学部に合格できた3つの理由

 

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それではまた^ ^