🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男(医師)の日記

機会損失しまくっている若いナース

ぐるぐるねこ男

 

先日、20歳代の看護師さん(ここではA子さん)と世間話をしていた時の話です。A子さんは看護師になってまだ3年目の若手なのですが、仕事をバリバリとこなすことができるため、若くして病院に無くてはならない存在となるまで成長しました。そのA子さんの趣味は”車”です。学生時代からずっとGT-Rに憧れていて、看護師になって給料をもらうようになったら絶対に買うと決めていたようです。彼女の買ったのはR32型のGT-Rでした。この車種を選択する時点で、並々ならぬ車好きであることがうかがえます。

 

そのR32型のGT-Rですが、A子さんは「来月、初めての車検があるんです」と言っていました。1990年代の車でかなりの走行距離なので、故障も多い可能性があります。発売されてから30年以上経過している車(名車ですが)なので、修理の部品もかなり高額なはずです。僕は以前の記事「外車の維持費はどれくらいかかる?」でも紹介しましたが、その手の車の車検でとても痛い目にあった経験があるので、A子さんに「もしかしたら車検代が20〜30万円とか普通かもよ」とアドバイスしてあげました。するとA子さんは「え!そんなにかかるんですか!!絶対に無理です!!」と過呼吸気味になっていました。

 

ぐるぐるねこ男

 

看護師は、他の医療職(医師を除く)と比べて給料はかなり良いです。日本看護協会の「2021年病院看護・外来看護実態調査」によると、看護師の初任給は平均で26〜27万円だそうです。一方で、病院事務(後で登場するB子さん)の初任給は20万円程度が相場とのこと。同一労働ではないため、もちろん同一賃金ではありませんが、同じ病院で仕事をしていても月6万円以上稼ぐことができるのが看護師という仕事です。にもかかわらず、3年間も看護師として働いているのに、車検で払うことができるお金はせいぜい15万円までで限界です!とA子さんは言っていました。(過呼吸気味に…)

 

R32型のGT-Rを買うのにある程度のまとまったお金はかかったとは思いますが、A子さんは実家暮らしでしかも独身です。通勤時に見かけた時はブランド品を身につけているような雰囲気もなく、着ている服も(よく知らずに言ってますが)普通でした。髪の毛は後ろでひとまとめにくくっているだけで、カリスマ美容師にカットしてもらっている雰囲気もありません。それなのに預金残高はほとんどなくて、車検代も払えないかもしれないとのこと。「何にそんなにお金を使ってるの?」と尋ねてみたところ、それまで暗い顔をして下を向いていた彼女が、急に顔を上げて目をキラキラさせながら「”推し”に使っています!!!」と言ってました。

 

 

 

彼女が大金を投じている”推し”は「ONE PIECE」のグッズでした。何か新しいグッズが出ればすぐに買ってしまうとのことです。3年間も”推し”のために何十万円、いや百万円以上もつぎ込んできたことになります。僕は「もう…GT-R手放したら?」とA子さんに提案してみたのですが、R32型のGT-Rは彼女にとって命の次に大切なものらしく、手放すなんてこれっぽっちも考えていないようです。しかし、よくよく聞いてみるとGT-Rには半年以上乗っていなくて、通勤用にもう一台ほかの車を持っていて、そちらにしか乗っていないという事実も判明しました。もう手の施しようがありません…。

 

ならばということで「せっかく若いんだから、今から投資を始めたらどう?最初は毎月1万円でもいいからやってみたら?」と善意でアドバイスをしてみました。彼女の資産が増えようが増えまいが、僕にとっては全く関係のないことなのですが、若くてお金を稼ぐ力もあるし、しかも今から米国株を始めるのであれば、階段の一段目からスタートがきれるほどの良いタイミングです。本当に善意のみでアドバイスしてみたのですが「毎月1万円とか絶対に無理です!」と一蹴されました。そして近くにいた一年目の看護師さんも「5,000円でも厳しいですよ〜」と笑っていました。(マジか…)

 

そうかと思えば、病院事務のB子さんなんて、シングルマザーでお金に困っているようでしたが、「将来の自分と子供のために投資を始めたいから教えてほしい」と僕に投資の仕方を聞いてきました。素人ながらにネットでの証券口座の開き方や、投資の仕方を簡単に教えてあげました。そして、あくまでも投資は自己責任でしてほしいということも伝えました。彼女は頑張って毎月1万円は投資すると言っていました。残念ながらB子さんはその後退職してましたが、口座開設をした時期のことを考えると着実にお金を増やせているはずです。

 

ぐるぐるねこ男

 

A子さんは看護師で独身、しかも実家で悠々自適の生活。一方でB子さんは病院事務でシングルマザー。置かれた状況は違っても、機会損失をしているのは言うまでもなくA子さんの方です。僕は自分の失敗した経験を元に、いろんな人にチャンスをモノにしてもらいたいと思っています。でも、あまりしつこいと「なんかこのおじさんキモい」って思われるのも癪に触るので、ほどほどにしています。チャンスに関して、以前「チャンスの神様・カイロスの前髪」という記事も書いているので、併せて読んでいただければ幸いです。

 

f:id:guru2-neko-otoko:20220227110408j:plain

それではまた^ ^