2年くらい前から、僕は毎日欠かさずインデックス投資を続けてきました。インデックスというのは「自分の好きなオカズをまんべんなく詰めたお弁当箱」のようなもので、インデックスに投資するだけで数多くの銘柄に幅広く分散投資することができます。しかも僕は毎日コツコツ入金を継続してきたので、昨年の株価が大きく下落した局面でもあまり深刻なダメージを受けることがありませんでした。
逆に株価が大きく下落した時も、自分の決めたルールに従って淡々と毎日入金し続けてきたので、結果としてはお金を大きく増やすことができました。これは”時間的分散”というやつだと思います。株式投資を始めてからもう少しで3年になろうとしていますが、今までの経験から「僕のような素人投資家はインデックス投資だけでいいんじゃないか？」という結論に至っています。僕が今まで毎日入金し続けていたインデックスは、以下の3つになります。
＜毎日入金していたインデックス＞
① eMAXIS Slim 全世界株式
② SBI・V・S&P500インデックス
③ iFreeレバレッジNASDAQ100（＝レバナス）
いずれも投資界隈では超有名なインデックスの投資先で、僕のように定期的に積み立て投資を行っている人が多いものです。少額からでも投資することができるので、自分のペースで投資を続けることができます。もちろん、やめようと思えばいつでもお金に換えることができます。「増えたからお金に換えて利益を確定しよう！」とか「減っちゃったからお金に換えて投資なんてやめてしまおう…」っていうのも個人の自由です。そして今回僕は、この③レバナスを全て売却し、利益確定をすることにしました。
NISA枠で買い続けていたレバナスは＋40％、特定取引で買い続けていたレバナスは＋25％と、いずれも素晴らしい成績を残しての利益確定となりました。昨年はマイナス30％くらいまで下がっていたので、見事な復活劇です。このままずっと同じように買い続けても良かったのですが、値動きが2倍で上下するのと、信託報酬という手数料が結構高い（S&P500の約10倍）ということもあり、これはあまり長期にわたって投資をし続けるものではないなという判断で、全て売却することに決めたのです。
巷に流れる経済ニュースによれば、ChatGPTのような生成AIがどうのこうの…という理由で、レバナスのような”ハイテク株のランチパック”も大きく上昇しているようです。でもChatGPTなんて、僕からしてみれば単なる”作文マシーン”にしか見えないし、そんなものに中身が伴った未来なんて本当にあるのかな？というのが正直な印象です。今の相場を振り返ってみて、ハイテク株の上昇が「生成AIバブル」だったという未来が僕の脳裏を一瞬かすめ、そしてレバレッジ商品に投資している人たちがTwitterで元気になってきているのを見ていると、「もうレバナスは売り時だ」と思ってしまったのです。
いずれにしても長期にわたってゆっくり投資を続けていくのであれば、かかってくる手数料なんて低ければ低いほどいいに決まっています。急いでお金持ちになる必要なんてないし、自分が取れる範囲のリスクだけ取って、のんびりお金持ちになっていくのが一番の近道のような気がします。そしてこれからはレバナスの代わりに「S&P500配当貴族」という投資信託に入金していくことにしました。以前の記事「日本高配当株を売却して、利益確定します」でも紹介しましたが、日本高配当株も全て売却してしまい、証券口座には余力金が溢れかえっています。現金のまま放置しておくのも勿体無いので、少しずつですが、引き続きこの配当貴族を含めた3つのインデックス投資を継続していくつもりです。それでは皆様、よい週末をお過ごしください^ ^
それではまた^ ^
