「自分の自由にできる時間」って、あればあるほどいいですよね？
数年前までは一日24時間のうちの大半を仕事のために割いてきましたが、自分が死ぬ間際に「自分の人生って、仕事しかしてなかったな…」と思ってしまうのが怖くなり、「自分の時間＞仕事の時間」という生活に思い切ってシフトしてみました。もちろん収入は大きく減りましたが、それまでになかった「自分の自由にできる時間」の方がよっぽど価値があるんだってことに気がつかされました。
しかし収入が大きく減った代わりに、いろんなことにチャレンジできる「自分の自由な時間」が生まれました。僕は3年前に独学で株式投資を始めたのですが、最近になって自分の月収を超えるような資産の増え方をする月も出てきました（もちろん、減ることもあります）。朝起きたら前の日よりも＋20万円（が一週間くらい続く）ということも珍しくありません。今までは証券口座に毎月20万円ずつお金を移して投資活動をしてきましたが、最近は新たに入金する必要も無くなってきました。
株式投資を始めた当時は、入金したお金で安くなってる高配当の日本株を買い、配当金と合わせて更に他の株を買うというコテコテの株式投資をしていたため、毎日穴が開くほどいろんな株式のチャートを見ていました。チェックする銘柄が多いため、かなりの時間をそこに費やしていました。また経済ニュースやエコノミストの意見、X（旧Twitter）での情報収集などなど、株式投資にかけてきた時間は膨大だったと思います。お金はゆっくりでしたが着実に増えました。とても楽しかったので、時間を忘れて没頭した日もありました。でも、ある日ふと気がついたのです。
株式投資が「自分の自由にできる時間」をどんどん溶かしているじゃん。
元々「自分の自由な時間」を使って始めたことなので、それはそれで良いのかもしれませんが、やっぱりそればっかりじゃ勿体無いなって思ってしまったのです。ちなみにこのブログも最初の一年くらいは毎日更新していましたが、”ブログ更新”のためのブログ更新（＝手段が目的化する）になりつつあったので、突如ペースダウンして週2回の更新に変更した経緯があります。
株式投資に話を戻しますが、今年の夏くらいに持っていた日本高配当株を全て売却して現金化しました。そしてレバレッジのかかっている投資信託（レバナス）も利益が＋30％くらい出た段階で解約しました。買った時よりも株価が下がっていた銘柄（＝塩漬け）もしばらく我慢して持ち続けていたのですが、ネガティブな気持ちがずっと着いて回る気がしてきたので、いわゆる”損切り”をして除霊（チーン、南無阿弥陀仏…）しました。それらを売って出来たお金を使って、米国や全世界のインデックスに自動積立設定をしたところ、「自分の自由な時間」が大きく増えました。
ちなみに今現在のポートフォリオと年間配当金額です。
お金が増えたとか減ったとか、日々やっている投資は僕のX（旧Twitter）に毎日投稿しているのでここでは割愛します。でも、自動積立設定と世の中の大きな流れに沿った投資方針のおかげで、株価をこまめにチェックすることは無くなりました。今は米国の長期金利の推移しか見る必要がなくなりました。時間にして一日10分程度です。
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それじゃあ今まで投資のために毎日使っていた時間、すなわち新たに作り出すことができた「自分の自由な時間」を何に使うのかというと、今はこんなところに多くの時間を費やしています。
ブログ仲間のおすすめの本や、村上春樹の英語で書かれた本、そしてリサイクルショップで掘り出した太平洋戦争のDVDセット（新品で1,000円！）などです。特に京極夏彦の小説はヤバいくらいハマってしまいました。一冊が煉瓦のブロックみたいな極太の文庫本ですが、とにかく面白すぎてあっという間に読破してしまいます。久しぶりに投資の本も読みましたが、一言でまとめると「みんなが楽観している時に売って、悲観している時に買え」とのこと。それができたら苦労はしませんが、僕自身は「自動＆ほったらかし」でお金を動かしながら、気がつけば富裕層（資産1億円！？）になってたら嬉しいなあって思っています^ ^
（まあでも近い将来、国の借金を返すために”財産税”というカタチで横取りされる運命だと思いますが…）
ちなみに、京極夏彦にハマるきっかけになった”超”傑作です↓
それではまた^ ^
