株式投資を始めてから約2年が経過しました。7,000万円の住宅ローンを全力で返しながらの全力投資（どっちが本当の全力だ？）ということもあり、思うように株資産を増やすことができませんでした。そして昨年から始まった米国株の暴落もあり、投資を始めた当初描いていたような右肩上がりの資産運用にはなりませんでした。しかしそれでも先週やっと、My資産残高が一千万円を超えてくれました（またすぐに減るとは思いますが…）。
まず第一段階を突破した感があって嬉しいです。株式投資を始めた当初は配当金だけでの生活を目指していたので「あり金は全て高配当株へ！（ウッシッシ…）」みたいな気持ちで投資をしていました。投資先としては重要な社会インフラを担っている（と僕が勝手に思い込んでいる）三井住友FGやソフトバンク、そして究極の嗜好品として江戸時代から愛されて続けているタバコ！と言えばJT！みたいに、これら3つの高配当株に”雰囲気”だけを頼りに投資してきました。（ちなみに僕は非喫煙者です）
僕が買い始めた当初よりも大きく株価が上がってきたので、これらの株を全て売ってしまえば大きな利益を得ることができます。しかしここで手放してしまうと、夢の配当生活からは遠のいてしまいます。株価が上がってくれるのは嬉しい限りですが、その一方でこれらの高配当株を安く買うことができないというジレンマも発生してきました。しばらく高配当株を買うのはやめた方がよさそうだな…と思い、昨年から暴落し始めた米国株や全世界株のインデックス投資に力を注ぐ方針に変えました。
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思考停止で毎日のように入金し続けました。雨の日も風の日も入金し続けました。株価が上昇した時は多めに、そして下がった時は少なめに、といった感じで自分のルールを作って入金し続けました。120万円の非課税枠（NISA）を使い切っても入金し続けました。そんなマラソンのような（退屈な）投資生活を続けていると、やはりチャンスというものは巡ってくるものです。米国のシリコンバレー銀行の破綻ニュースなどをきっかけに、ずっと以前から狙っていた高配当銘柄が、なぜか大きく株価を下げて戻ってきてくれたのです。（理由はよく分かりません）
その高配当銘柄は、20年以上連続増配の実績を持つ三菱HCキャピタル（8593）です。2021年に三菱UFJリースと日立キャピタルが合体した”日本最強”のリース会社です。早速試し買いで100株購入しました。僕が買った時点での配当利回りは年利4.5％です。これからも株価の推移を見ながら少しずつ買い増していこうと思います。リーマンショックやコロナショックの時でも増配するようなすごい企業なので、ここで大きく買い増ししてもいいのでは？と、相変わらず雰囲気で投資しようと思っています。
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今回の件で学んだことは「現金を持っておくことの重要性」でした。株式投資に関する本や雑誌には「安くなった優良銘柄を買うために、常に現金を持っておくことが重要です」と口癖のように書かれていた記憶があります。投資を始めた時から手元に現金はほとんど残さずに全力投資をしてきました。しかし住宅ローンも完済し、最近少しずつですが現金が貯まってきていたのは本当にラッキーでした。（いわゆる「現ナマ」ってやつです）
今年はインデックス投資を毎日続けるのと同時に、落ちてきた高配当銘柄を少しずつ拾っていく一年にしようと思います。子供が成長するにつれて出費も多くなってきます。株式投資に使えるお金は年々減って行きますが、今回の三菱HCキャピタルのような優良企業の高配当銘柄を安くなった時に少しずつ拾っていくことで、我が家の資産を増やしていけたらいいなあって思います。あとは、できるだけ多くの銘柄に分散した方がリスクが低くなるので、原油価格を見ながら次はINPEXとかにも投資しようかなあって考えています。僕の「自動お金製造マシーン」を少しずつアップグレードしていきます^ ^
それではまた^ ^
