僕には大きな悩みが一つあります。それは以前の記事「毎日上がり続ける日本株をどうするべきか?」でも紹介しましたが、今持っている高配当日本株を売るべきか?それとも持ち続けるべきか?ということについてです。高配当株なので、持ち続けているだけで毎年30万円くらいの配当金をもらうことができますが、その一方で今の株高のおかげで、全ての高配当株を売却した時の利益が全部で140万円くらいになります。単純計算になりますが、4年分くらいの配当金を今すぐゲットすることができて、しかもその株式を売却したお金を使って、更に他の株式などに再投資することもできます。
株式投資を始めたばかりの時は「お金のなる木」をコツコツと育てるつもりで、日本の高配当株を安くなったタイミングで買い増ししていくというスタイルを「何があっても続けていこう」と思っていたのですが、ここまで株価が上がってしまうと流石にその断固たる決意も揺らいでしまっているのが現状です。株式投資を始めてまだ3年目の素人なので「こんな時はどう行動するのが正解なのか?」正直言ってわかりません。アデランスの宣伝のように「前髪を上げようか、それとも流そうか、そんな煩わしい毎朝が心地よい(不正確です)」みたいな嬉しい状況ではありますが、せっかくなのでこのブログを読んでくれている皆さんの意見も参考にさせていただくことにしました。
<ブログ読者の皆様の意見(順不同)>
▶︎チエさん(ブログ「愛知地中海モナリザクラブ」)
・株に複利効果は当てはまらない
・株は今が前よりどう違うかで、とてもシンプル
▶︎はぐれさん(ブログ「はぐれの徒然なるままに(仮)」)
・三井住友FGを数千、数万単位で持っているなら別の話
・300株なら売却して、次に買う株の資金に当てた方が良いのでは?
▶︎なつかしのせんちゃん(ブログ「ド素人のお小遣い投資」)
・リセッション前に現金比率を上げておきたい
・全部は売れない
▶︎たけあいさん(ブログ「日常のある出来事」)
・購入分の利益が出れば、その利益分のみ売って利確しても問題ないのでは?
▶︎hajimerieさん(ブログ「hajimerie's diary」)
・どっちがいいでしょう?(売る方かなあ?)
と、こんな感じでした。いずれにしても利益がちゃんと出ているんだから、利益を確定して次に買う株のための資金にした方が良いのでは?という意見が多かったです。例えば三井住友FGの300株を全て売却すれば、約9年分の配当金を今すぐにゲットすることができます。しかも手元に186万円の軍資金が手に入ります。逆にこのまま売らずに9年間持ち続けた場合、9年分の配当金を手に入れることができますが、この186万円のお金は9年間(ある意味)ほったらかしにしなければなりません。9年後に株価が上がっていれば御の字ですが、下がっている可能性もあります。(むしろそっちの可能性の方が高そう…)
10兆円もの資産を築いた投資家のウォーレン・バフェットさんが「短期間で急いで金持ちになろうとしてはいけない。それよりも金持ちであり続けることの方が重要だ」と言ってますが、お金持ちであり続けるためには、まずは”お金持ち”にならなければって思ってしまいます。最近の日本株の高騰を受けて、有料の投資セミナーや、怪しい情報商材を売ってるインフルエンサーをよく見かけるようになりました。僕が勤めている病院でも、今まで株式投資の話なんかしたことがないような人たちが「投資ってすごく儲かるらしいよ」といったような話をするようになってきました。そろそろ、そういう時期(=暴落)が近づいてきたのかもしれません(笑)
というわけで、自分が今持っている日本高配当株を少しずつ売却して、利益確定をしていくことにしました。皆さんのコメントのおかげもありますが、僕の背中を最後にポンっと押してくれたダーウィン(「進化論」で有名なおじさん)の言葉で締めくくろうと思います。
最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き残るのでもない。
唯一生き残るのは、変化する者である。
It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is one that is most adaptable to change.
それではまた^ ^