先週、お花見に3回行ってきました。平日の昼間にビールとおつまみを買って、近所の桜が咲き乱れる公園に2回、そして週末に電車に乗って少し遠出をして、人生初の落語を観た後に夜桜を眺めながらの花見が1回の、計3回です。平日の昼間はほとんど人がいなくて、少し寂しい感じもしましたが、世の中の多くの人が働いている時間帯に堂々とビールを飲んで、美しい桜を眺めることができるって本当に幸せです。また、人生初の落語は想像していた以上に面白く、そして義理や人情など”学び”も多くてとても感動しました。これから気候も良くなってきて外出する機会も増えてきますが、落語は行き先の選択肢の一つになりそうです。
さて、今年はどこに旅行へ行こうかと思いを巡らせてみました。子供の頃は貧乏で旅行なんて行ったことがなかったし、社会人になってからは忙しくて旅行なんて行く暇がなかったし、やっと手に入れたこの自由な時間を(死ぬまでに)フル活用しなければ、今までの我慢と努力が水の泡になります。金銭面では投資のためにいつも節約を心がけて生活していますが、旅行にだけは思う存分お金を使うようにしています。旅行までケチって…いや、節約していたら、一体何が楽しくて生きているのかわからなくなってしまいますので。行き先が決まれば、身の丈に合った範囲のできるだけ最高級の宿を予約し、一生の思い出を作ろうというスタンスで旅行を計画しています。その一方で、できるだけ安いホテルを予約して、居酒屋巡りを楽しもうというスタンスの旅行もよくあります。(こっちの方が多いかも)
定番の沖縄、北海道、高級温泉宿は年末に旅行するとして、月一回くらいの頻度で何処か出かけたいものです。缶ビールを飲みながらいろいろ考えていたところ、「そういえば日本三景を完全制覇できていなかった!」ということを思い出したのです。日本三景と言えば、江戸時代のはじめに日本全国を行脚した儒学者・林春斎が”卓越した三つの景観である”と認定した「松島」「天橋立」「宮島」です。このうち「宮島」だけが改修工事もしていたこともあり、まだ訪れたことがなかったことを思い出しました。今月は予定が入っていて若干忙しいので、早速来月の休みを確認し、これまた平日に宿を予約することができました。平日の真っ昼間から美味しいものを食べ、美味しいお酒を飲み、そして宮島を堪能してこようと思います。
以前の記事「贅沢をするなら、まずは自分の”身の丈”を知ること」でも紹介しましたが「今年はハワイでも!?」と年初めは海外旅行も考えていたのですが、円安の影響や米国のインフレの状況を考えて、今は海外旅行をするタイミングではないだろういうことになり断念しました。えのきだけが1個9.99ドルもするような国にわざわざ出かける理由なんて1%もありませんから。しかし日本国内もまだまだ捨てたものではありません。こんなに安く、こんなに安全で、こんなにいい旅行ができるのは、やっぱり国内旅行に限ります。あくまでも身の丈に合ったレベルの旅行を楽しみ、余ったお金はできるだけ投資して、ゆっくり確実に資産形成もしていこうと思います。
最近Twitterで若いお医者さんに「老害」と呼ばれました。なので、老害は老害らしくひっそりと人生を楽しもうと思っています。
それではまた^ ^