小雨の降る中、初めての広島旅行をしてきました。今回の旅行の目的は、広島平和記念資料館を訪れることと、日本三景の一つである宮島に渡ってみることでした。僕たちが広島市に到着した時には、運よく雨がやんでいました。まず腹ごなしに広島名物の「汁なし坦々麺」を食べることにしました。平和記念公園のすぐ近くにある「キング軒（本店）」という有名店に入り、おすすめの汁なし坦々麺を注文しました。「汁なし坦々麺のおいしい食べ方」というものを参考に、山椒のよくきいた細麺の坦々麺を美味しくいただきました。広島と言えば”お好み焼き”と思っていたのですが、ガイドブックで調べてみると、この汁なし坦々麺はご当地グルメとして有名のようです。
腹ごなしもすんだので（めちゃ美味しかったです）、平和記念公園まで歩いて行きました。少し小雨が降っていましたが、傘なしで歩くことができるくらいの雨でした。もしこれが晴れの日だったら、結構暑かっただろうなあと思いました。先日のG7で各国の首脳が献花していた原爆死没者慰霊碑の前で手を合わせ、平和記念資料館の中に入りました。平日で、しかも雨の日でしたが、大勢の来館客がいました。そしてそのほとんどが外国人の人たちでした。その場にいた外国人の割合は95％くらいで、自分たち以外に日本人の姿はほぼ皆無と言っていいほどでした。インバウンドが戻ってきたというよりは、原子爆弾に対する日本人の意識の低さも問題ではないか？とも思ってしまいました。
僕は初めて広島平和記念資料館を訪れたのですが、かなり衝撃的な展示品の数々でした。その展示品はホームページでも見ることができますが、やはり実物を目にすると、その当時の悲惨な状況がリアルに伝わってきます。またそれ以上に、米国の公文書や戦時中の人たちの手紙を読んでいると、写真や映像なんかよりもずっと戦争を身近に感じとることができました。展示資料の前で立ち止まり、時間をかけて真剣に説明文を読んでいる外国人がいる一方で、後から入ってきた日本人のお兄ちゃんの集団は、写真を横目に見ながら立ち止まることなく足早に去って行ったのが対象的でした。
翌日は宮島に渡る予定にしていたので、フェリー乗り場に近い場所のホテルに宿泊することにしました。今回選んだ宿は「リブマックスリゾート宮浜温泉Ocean」というホテルです。全国旅行支援割が適用されて（一体いつまでやるんだろ？）朝夕食付きで一人10,000円（＋2,000円クーポン付）でした。新しくてとてもきれいなホテルで、和モダン和洋室という部屋を選びました。38平米＋専用テラス10平米の広さで、しかも源泉掛け流しの露天風呂もついていました。露天風呂に浸かりながら宮島を眺め、そして持ち込んだビールを飲むという贅沢。露天風呂つきで朝夕食まで付いてこの値段って、めちゃくお得だと思います。
夕食の後も部屋の露天風呂に浸かり、冷やしておいた持ち込みのワインを飲み、そして夜の宮島を眺めました。翌日はその宮島に渡り、厳島神社に参拝する予定です。これで日本三景を全てコンプリートできると思うと感無量でした。お好み焼き（広島焼き）も食べたかったので、昼食はどこかのお好み焼き屋に入ろうと決めました。沖縄や北海道は大好きなので毎年のように旅行していますが、やっぱり自分が今までに行ったことのない場所を目指して旅行するのも楽しいですね。まだ僕は40歳代ですが、車の運転を安全にできる若いうちに、いろんなところを旅してみたいものです^ ^
それではまた^ ^
