🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男の雑記ブログです。週2回(月・木)更新中🎵

宮島・厳島神社までふらり旅

広島お好み焼き

 

広島旅行の二日目の朝を迎えました。朝から雨が降っていました。雨の音を聞きながら、源泉掛け流しの露天風呂に浸かり、さて今日は宮島か…と日本三景の一つに思いを馳せながら、朝食までの時間をゆっくりと過ごしました。

 

朝食を食べてから荷物の整理をし、チェックアウトを済ませる頃には雨足が少し弱くなっていました。これなら傘なしで宮島観光を満喫できると思い、早速フェリー乗り場へ向けて車を走らせました。フェリー乗り場から近くて、駐車料金が一番安かったのが「中丸観光駐車場」でした。平日の駐車料金が一日400円です。駅の北側にあってフェリー乗り場まで少し歩かなくてはなりませんが、宮島口周辺の街歩きもできるので、観光も兼ねるという意味では一石二鳥です。

 

宮島に渡るフェリーですが、「宮島松大汽船」と「JR西日本宮島フェリー」の2つがあります。料金は同じで、所要時間もほぼ同じなのですが、初めて宮島に渡る人であれば「JR西日本宮島フェリー」の方がおすすめです。僕もこちらのフェリーに乗りました。フェリー乗り場に向かって右側から出発するフェリーなのですが、厳島神社の大鳥居の近くを通ってくれるため、海からの写真を撮りたい人にとっては必須のフェリーになります。サクッと渡ってさっさとロープウェイとかに乗りたい人にとっては宮島松大汽船の方が良いかもしれません。

 

ぐるぐるねこ男

 

宮島に渡ると、鹿さん達が出迎えてくれました。そして外国人観光客の多さには驚きました。修学旅行の学生さんもたくさんいて、コロナ禍も終わったなあ…としみじみ実感することができました。相変わらずマスクをし続けているのは日本人ばかりで、外国人観光客と鹿さんはマスクなんて誰一人していませんでした。宮島からの瀬戸内海はとてもきれいでした。海の中にそびえ立つ大鳥居を眺めながら、厳島神社を目指しました。お土産屋さんもここぞとばかりに大賑わいでした。

 

厳島神社

 

厳島神社は海の上に建てられているので、暴風雨の時に波の影響を受けて崩壊しないように、床板の間に隙間を作るといった工夫がされているようです。歴史的な話をすれば、平安時代に武家政権を樹立した平清盛が、厳島神社の造営に関わるたびに飛躍的な昇進を遂げたということで、その後も”時の権力者”にとってはパワースポット的な存在だったようです。厳島神社の中心である御本社から大鳥居を眺めることもできましたが、神様もこうやって大鳥居をいつも眺めているのかなと思うと、感慨深い気持ちになりました。

 

厳島神社 大鳥居

 

ちょうど干潮の時間帯だったので、大鳥居まで歩いて行くことができました。今の大鳥居は平清盛の時代から数えて八代目なのだそうです。もちろん日本最大級の木造鳥居で、柱が地中に埋め込まれているように見えますが、実際は地面に置かれているだけで自分の重みだけで立っているそうです。宮島に渡るフェリーから見た時は海の中に立っていたのですが、あっという間に潮が引いてしまいました。大鳥居の大きさもすごかったですが、月の引力による潮の満ち引きの凄さもあらためて実感することができました。

 

紅葉堂 揚げもみじ

 

参拝も済んだので、宮島のメインストリートである表参道商店街を歩いて帰ることにしました。お目当ては「紅葉堂」の「揚げもみじ」です。休日は行列ができるほどの人気店ですが、平日だったので待ち時間ゼロで買うことができました。もみじまんじゅうに衣をつけてカリッと揚げただけのスイーツですが、外は熱々のサクサクで中はフワフワのジューシーで、想像していた以上に美味しかったです。その場で揚げたてのものを食べることができるので、宮島観光の際には外せないお店です。

 

 

 

帰りのフェリーにも、外国人や修学旅行生を中心に多くの観光客が乗ってました。その中に、ヤンチャそうな中学生の男の子が、お土産屋さんで買ったと思われるサングラスをかけ、木刀を持ち、そして白い鉢巻をして友達と話を話をしていました。僕が中学生の頃もそのようなタイプの同級生がいたので、懐かしいなあ(笑)という気持ちで眺めていました。フェリーが宮島口に到着する前に、その子はおそらくアメリカ人と思われる外国人夫婦の隣に座ったのですが、その子の頭に巻かれている鉢巻に書かれている(プリントされている)文字を見て愕然としました。その白い鉢巻には「神・風」の二文字が記されていたのです。

 

その子はおそらく「神・風」の意味をきちんと理解せずに鉢巻を巻き、そして木刀を持って武装した状態で外国人観光客の中を歩いて来て、そしてフェリーの中でアメリカ人のご夫婦の隣の席に座ったのだと思いますが、呆れるほど無神経なことをしてるなあというのが率直な感想でした。まあしかし”そもそも論”になりますが、宮島のようなアメリカ人を含めた外国人観光客が大勢やって来るような観光地で、「神・風」のような文字がプリントされた鉢巻を売る方にも問題があるんじゃないか?とも思いました。売る方も買う方も、なーんにも考えていないんだろうなあって、ちょっと残念な気持ちになりました。

 

お好み焼き 花子

 

宮島口にフェリーが到着し、お土産も買い込んでいたので、後は家に帰るだけとなりました。しかし、せっかく広島まで来たのだから、広島風のお好み焼きを食べとかなきゃ勿体無いだろうと思い、フェリー乗り場から歩いてすぐのところにある「花子・宮島口店」というお店に入りました。このお店しかお好み焼き屋さんがなかったというのもありますが、さすが駅前+フェリー乗り場前で商売をしているだけあって、中々の実力店でした。

 

国泰寺焼き 花子

 

この記事の冒頭に挙げた「肉玉そば入り」のお好み焼きが定番メニューなのですが、僕はこの「花子オリジナル・国泰寺焼き」というお好み焼きを注文しました。この国泰寺焼きですが、豚トロのおかげで焼いた麺がパリパリになっていて、お好み焼きを真ん中で割ると中から半熟の卵がとろ〜っと出てきて、ソースと絡めて食べると最高に美味しかったのです。お店も自信があって”オススメ”しているのがよく分かりました。車の運転があったのでビールを飲むことができませんでしたが、もしまた秋にでも宮島を訪れることがあれば、次こそは絶対にビールをぐびぐびと飲みながら、この国泰寺焼きを食べようと思いました。

 

初めての広島、そして宮島旅行でしたが、同じ日本国内でもやっぱり行ったことのないところへの旅行は楽しいですね。今月、来月、そして再来月と毎月のように有給休暇を取得していますが、またどこかへ旅行しようと思います。24時間365日、ずーっと働き続けていた頃から考えると信じられないような幸せな生活をしています。やっぱり最初に辛い思いをすれば、後から幸せって絶対にやってくるものなのですね。僕は無神論者ですが、ここは一つ「神様にも感謝せねば!」って思っています^ ^

 

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それではまた^ ^