🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

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学校の成績が突然上がり出した理由を考えてみた

ぐるぐるねこ男

 

僕は子供の頃に両親から「勉強しなさい」と言われたことは一度もありません。両親の最終学歴は中卒なので、中学校を卒業したら”働くのもあり”という考えの家庭に育ちました。もちろん、塾や習い事に通ったこともないし、そんなお金も家にはありませんでした。以前の記事でも紹介しましたが、小学校の時の先生に「まさか君が医者になるとはなあ」と驚かれるくらいの(ごく普通の)子供でした。そんな僕ですが、学校の成績が突然上がり始めたのを自覚した瞬間がありました。それは中学3年生になった時です。

 

それまでは鳴かず飛ばずの成績でした。特にテスト勉強を頑張っていた記憶はありません。でも中学3年生になった時点では、テストを受けるたびに点数が上がっていきました。僕の通っていた中学校はマンモス校で、優秀な(最終的に東大や京大に進学した)同級生もたくさんいました。でもそんな優秀な同級生を抑えて、教科ごとで1番にもなることもありました。担任の先生に職員室ですごく褒められたのが嬉しかったです。塾にも行かず、テスト勉強もそれほど頑張っていなかった僕の成績がなぜ急上昇したのか、その原因を思い返してみると、”あること”を頑張っていたからではないかという結論に達しました。それは国語の教科書の「言葉の意味調べ」です。

 

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国語の授業で次に習うところの「言葉の意味調べ」という宿題がありましたが、なぜかこの宿題だけは中学1年生の頃からすごく熱心に取り組んでいた記憶があります。わからない言葉をノートに書き出して、それを国語辞書で調べて意味を書いて・・・という作業の繰り返しです。当時は電子辞書やインターネットというものがなかったので、すごく時間がかかりました。しかし、国語辞書をパラパラとめくっていると他の言葉にも遭遇する機会に恵まれます。ついつい脱線して、全く関係ないところを読み続けてしまうこともありました。そのおかげでいろんな言葉の意味や使い方、漢字の読み方、漢字の成り立ち、正しい文章などを学ぶことができました。時間はかかりましたが、他の教科を勉強する上でも必要な読解能力が身についたのではないかと思います。

 

5教科の中でも国語や社会から成績が上がり始めました。そして数学、理科も満点を取れるようになってきました。しかし、英語だけは最後の最後まで苦手でした(笑)塾なんて行かなくても、学校の宿題を真面目に取り組めば、どんな環境の子供でも絶対に成績は伸びるはずです。何から手をつけていいかわからない中学生は、国語辞典を片手に、わからない言葉の意味調べをするところから始めてみてほしいです。あとは、ちゃんと鉛筆やシャーペンを手に持って、ノートに言葉の意味を書く作業を怠らないようにしましょう。手っ取り早くテストの点数アップにはつながりませんが、中学生は「急がば回れ」の精神で、じっくり学力をつけてゆけば良いと僕は思います。

 

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それではまた^ ^