🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男の雑記ブログです。週2回(月・木)更新中🎵

回文「世の中ね、顔かお金かなのよ」について

ぐるぐるねこ男

 

僕は仕事の時に必ずメモ帳を使うようにしています。頭で覚えておいてもよいのですが、僕の仕事は勘違いや間違いがあると、患者さんの命に関わることもあるので、簡単な仕事やルーチンワークでも、できるだけ必要なことはメモしておくようにしています。今朝、仕事が始まる前にそのメモ帳をパラパラとめくっていると、「世の中ね、金かお金かなのよ」という回文がメモされていました。ちなみに”回文”とは、上から読んでも下から読んでも、同じ文になるものを言います。

 

「よのなかね、かおかおかねかなのよ」

 

なんでこんな回文をメモしたんだろ?って可笑しくなり、仕事前に(ひとりで)笑ってました。でもよくよく考えてみると、この回文なんだか世の中の真理を伝えてくれるメッセージのような気がしてきたのです。この回文を眺めていてすぐに思い出したのが、小学生の頃の同級生の女の子でした。

 

その女の子は男子に人気のあるタイプの子ではありませんでした。小学生の頃は髪型が常におかっぱ(しかもボサボサ)で、世間一般的には美人顔ではなく、時々鼻水も垂らしていて、男子からだけでなく女子からも少し距離を置かれるようなタイプの女の子でした。僕は同じクラスになったことがなく、彼女とはほとんど接点がなかったのですが、友達から聞いた話ではクラスのみんなに嫌われているとのことでした。中学を卒業するまで同じ学校に通っていましたが、女子としての人気は鳴かず飛ばずのままでした。しかし彼女の成績は、中学生の時にはいつもトップクラスだったのです。

 

そんな彼女がその後どうなったのか?ということを、たまたま小学校の同窓会で知ることになったのです。以前の記事「死ぬほど勉強しても、死ぬことは絶対にない」でも書きましたが、小学生の頃、学校の成績はいつも真ん中くらいで、特に目立つタイプの子供ではなかった僕が、医師という職業についていて驚いた…という話の流れから、そういえばその女の子もすごく出世したよなあという話になりました。僕は医師になってからずっと他県で忙しく仕事をしていたので、いわゆる”地元”の話は浦島太郎状態でした。同じクラスの子から嫌われて、勉強しかすることがなかったその女の子。彼女は今、IT関係の会社を起業して、左ハンドルのスポーツカーを乗り回して人生を謳歌しているとのことでした。

 

ぐるぐるねこ男

 

その女の子は「顔」で勝負できなくても「お金」で勝負するということを自力で体現したのです。僕はその女の子のことを好きでも嫌いでもありませんでしたが、僕自身も「顔」で勝負ができるタイプの人間ではないので、彼女がどれほど努力して成功を掴んだのかというのが、なんとなくわかります。「世の中ね、顔かお金かなのよ」って、少し歪んだ考え方かもしれませんが、美人や美男子はみんなに愛されやすいし、お金持ちはみんなに一目置かれるというのは現実としてあります。もしあなたが僕みたいに「顔」で勝負できないタイプの人間ならば、割り切って「お金」で勝負するしかないと思います。このブログのプロフィールにも書いていることですが、人生は何歳からでも逆転できるロールプレイングゲームだと、僕は信じていますので^ ^

 

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それではまた^ ^