先日職場で、同じくらいの年代の人に「ところで今一番ハマっているものってある?」と尋ねられました。なんでそんなことを聞くのか理由を尋ねてみてみたところ、子育てと仕事に追われて毎日が精一杯なので、自分が熱中できる趣味みたいなものが全く無くて危機感を感じているとのことでした。最近、同年代の人たち(団塊ジュニア世代)からこのように聞かれることが増えてきた気がします。「趣味ってあるの?」とか「休みの日は何してるの?」とか「最近、何か面白いことない?」みたいな感じで。
僕自身もみんなの前で大々的に発表できるような趣味みたいなものは一つもなくて、強いて挙げるならこのブログくらいですが、自分のホンネ(腹黒い部分…)や資産の話、そして医療の闇の世界などに触れているため、誰にも(もちろん家族にも)このブログのことを話していません。そこでブログ以外で「今一番ハマっているもの」を考えてみた時に、今はコレかな?ってものを思いつきました。
以前の記事でも紹介したことのあるkindleです。写真の通り防水なので、これをお風呂に持ち込んで、漫画を読みながら半身浴をすることにハマっています。主に休みの日になりますが、早朝5時くらいから山道を1時間ほど散歩します。帰ってきたら前日の夕飯の残り(鶏肉やハンバーグなど)を使ってサンドイッチを作り、豆からコーヒーを入れます。ヨーグルトは自家製で、近所のスーパーで買っておいた果物を入れて一緒に食べます。新聞を読みながらのモーニングです。食後に食器の片付けをしたらお風呂に半分ほど湯を張り(最近は42°くらい)、kindleと水分補給用のお茶を持ち込んでの半身浴タイムになります。
半身浴を始めた頃はkindleで小説を読んでいたのですが、大汗をかき続ける半身浴中は集中力が欠如することもあり、漫画の方が適しているということに気がつきました。こちらも以前の記事で紹介しましたが、実質半額くらいで買った『ジョジョの奇妙な冒険(第8部)』から読み始めました。大切に少しずつ読んでいたのですが、ストーリーが続きものなので結果的に一気に読み切ってしまいました。次は何読もうかなあ…と悩みましたが、一話で完結するようなタイプの漫画の方がいいのでは?と思い『こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)』に白羽の矢が立ったのでした。
僕が生まれた頃から連載が始まった『こち亀』ですが、40周年を機に長い歴史に幕を下ろして久しい作品です。子供の頃はジャンプでいつも欠かさず読んでいましたが、さすがに高校生くらいになるとジャンプを読まなくなってしまいました。必然的に『こち亀』も20年くらい読んでないことになるので、半分くらいは未読の作品になります。昭和から平成にかけてのホビー、サブカルチャー、政治経済などなど、古き良き時代に思いを馳せるには最適の漫画だと思います。1巻(実質半額くらい)からkindle版で買って少しずつ読み始めたのですが、半身浴にはもってこいの漫画でした^ ^
さて、最近ヘビーユーズしているこのkindleですが、アマゾンプライムに加入していればPrime Readingで相当数の漫画や本を無料で読めるし、夏目漱石の『坊ちゃん』や太宰治の『人間失格』などなど、国内外の名作文学も青空文庫版なら無料でダウンロードして読むことができます。スマホの画面なんかと比べると圧倒的に目に優しく、紙の本のようにサクサク読み進めることができます。みんなに自慢できるようなシャレた趣味ではないですが、僕はkindle片手に半身浴をしてデトックスをすることが今一番ハマっている趣味なんです^ ^
それではまた^ ^