🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男の雑記ブログです(月・木曜日に更新)

誰にも読んでもらえないブログ記事の共通点

ぐるぐるねこ男

 

中学生の時に、ある友人の影響で僕は読書をするようになりました。その友人のすすめもあり、一番最初に読んだ小説が吉川英治の『三国志』でした。読み始めた時は少し難しいなあという気持ちでしたが、読んでいるうちにどんどん三国志の世界に引き込まれてしまい、夏休みにあっという間に読み終えてしまった記憶があります。それから中国の歴史に関する小説がとても好きになりました。その吉川英治が残したと言われている有名な言葉があります。

 

「我以外皆我師」(われ いがい みな わが し)

 

これは「自分以外のものはすべて自分の先生である」という意味の言葉です。それは人からだけではなく、モノやコトに対しても謙虚に学ぶ姿勢が大切であるという意味です。中学生の時にこの言葉を知った僕は、学校の先生や優秀な人からだけでなく、自分の同級生や後輩、帰り道にすれ違うおばあちゃん、道端に生えている草木からも、いろんなことを学ぶことができるんだということを知りました。そんな気持ちで、僕は毎日大量のブログを読んでいます。(ただ単に、楽しんでいるだけかも)

 

ところがブログを毎日読んでいると、時々ちょっと残念なことも起こります。僕がすごく楽しみに読んでいたブログが更新されなくなったり、せっかく面白い日記記事を書いていたのに、ブログを突然辞めてしまったりする人がいることです。普通の日記でも、書いている人の視点や文章がすごく面白くて楽しみにしているにも関わらず、ある日突然「誰も読んでくれないので、しばらく休憩します」という言葉を残して、そのまま消えてしまうブログがあります。

 

すごく面白いのに誰にも読まれた形跡のないブログ記事には「誰にも読んでもらえない共通点」があることに気がつきました。その共通点とは、記事のタイトルが以下のような場合です。

 

 ・「2022年11月23日」

 ・「20221123」

 ・「今日の日記」

 ・「日記」

 ・「今日やったこと」

 ・「■」

 

といった感じです。その記事が一体何について書かれているのかが、タイトルから全く想像できない場合です。このようなタイトルの日記の中にも”掘り出し物”のようなすごく面白い日記記事もありますが、面白いのに誰にも読まれた形跡が全くないのです。僕はそんな”掘り出し物”のブログを探して購読するのが大好きなのですが、このパターンのタイトルをつけているブログは、更新が途絶えていくことが多くて残念です。

 

ぐるぐるねこ男

 

これに対して反論はあると思います。例えば「自分のブログなんだし、自分が日記代わりに書いているだけだから、アンタにとやかく言われる筋合いなんてないよ!」と。確かにその通りなのですが、でもブログというカタチにしている以上、誰かに読まれるということが前提としてあります。また、自分のためだけに日記ブログを書いている人にも「誰かに自分のブログを読んでもらいたい」という気持ちが必ず(心のどこか奥底に)あるはずです。

 

自分にとってはただの”日記”や”雑記”かもしれませんが、読む人にとってはすごく魅力のあふれる”名文”である可能性もあります。もしかしたら”宝の原石”くらい価値のある日記かもしれません。そんな宝の原石も、世の中に認知されなければ存在しないのと同じなのです。今回僕が一番言いたいこと(おごえもん調)、それは「より多くの人に自分の記事を読んでもらいたいのであれば、タイトルに気をつけてみてはどうでしょうか?」ということです。

 

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ちなみに僕の大好きな吉川英治の多くの主要作品は、青空文庫で無料で読むことができます。Kindleに無料でダウンロードして、常に持ち歩いています。江戸川乱歩や芥川龍之介、太宰治、夏目漱石などの作品も、死ぬまでに全部読みきれないほどダウンロードしています。Kindleは電子書籍を読むことだけの機能に限られているので、スマホのように他のアプリに気を取られることはありません。僕にとってはマストアイテムです。

 

 

しつこいかもしれませんが、Kindleさえあれば著作権が切れているこれらの名作文学をいくらでも無料でダウンロードして読むことができます。僕は今度、防水のKindleに買い替えて、温泉に浸かりながら本を読めるようにしようかなあと考えています。ブログの話からはだいぶ外れてしまいましたが、ご参考までに^ ^

 

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それではまた^ ^