今年の夏休みは久しぶりに家族全員で沖縄旅行に出かけようと思っています。コロナ前は家族であちこちへ旅行に出かけていました。定番の沖縄や北海道をはじめ、フェリーで離島に渡ってキャンプをしたこともありました。子供が小さいうちにできるだけ多くの経験を積ませたいという気持ちから、毎年のように（忙しい仕事の合間を縫って）旅行に出かけていました。今回はその家族旅行の中から屋久島旅行を取り上げてみようと思います。屋久島は世界自然遺産にも登録された「神秘の森」として有名です。その屋久島には僕の昔の友人が住んでいて、「ぜひ一度遊びに来てほしい」と言われたことがキッカケで、屋久島まで家族旅行をすることになりました。ガイドブックに載っていない屋久島ならではの遊びもたくさん経験できたので、そのあたりを中心に紹介してみようと思います。
車で行く屋久島旅行
屋久島へは諸事情により車で行くことになりました。最寄りの駅から屋久島行きのフェリーが出る鹿児島港までの所要時間ですが、事前にGoogle mapで調べてみると9時間50分もかかることが判明しました。とんでもなく長距離運転になりますが「奥さんと二人で交代しながら運転すれば、まあなんとかなるだろう！」といういつもの悪いノリで、前日の夜9時に鹿児島へ向けて車で出発したのでした。
夜の高速道路はとても空いていて走りやすかったのですが、実際にこの距離を運転してみると、代わり交代でも正直かなりきつかったです（笑）。ヘロヘロになりながら、翌日の午前8時30分のフェリー出航時刻までに、なんとか鹿児島港へ辿り着くことができました。コンビニで簡単に朝食を済ませてから「フェリー屋久島2」に車ごと乗船し、屋久島までの船旅をゆっくりと楽しむことにしました。
フェリーには「うみがめルーム」という部屋があり、水槽の中では可愛いウミガメの赤ちゃんがフカフカとおもちゃのように泳いでいました。他にもマガジンコーナーや売店、浴室などもあり、フェリーでの4時間の船旅は（ほとんど寝ていたので）あっという間でした。船酔いすることもなく無事に屋久島へ到着した僕たちは、四日間滞在することになる「森のフェアリー」というコテージを目指しました。ロフト付きのとても広いコテージで、生活用品のほとんどが備え付けられているため、屋久島に長期滞在する家族連れにはオススメだと思います。
コテージで荷物の整理整頓をし、そしてすぐに水着に着替え、早速友人の家へと向かいました。その友人は夫婦で屋久島名産の「ぽんかん」や「たんかん」を生産している果樹園を営んでいるのですが、屋久島人しか知らない屋久島の楽しみ方というものを、みっちりと教えてあげる！と意気込んでくれてました（笑）。友人夫婦もすでに水着でスタンバイして待ってくれていました。そして軽トラに乗り込み（軽トラって何人乗れるんだっけ？）、ガイドブックには載っていない秘密の海へと向かったのでした。
ガイドブックに載っていない秘密の海へ
友人の運転する軽トラでウコン畑の中を走り抜け、草むらを分け入るように細い道を進んで行った先に、僕たち専用の完全プライベートビーチが待っていました。あまりの絶景に言葉を失いました。もちろん、普通の観光客の姿なんて人っ子一人見当たりません。その海は岩場に囲まれた入江になっているので、波がほとんど立つことなくすごく穏やかでした。小学生のうちの子供（水泳の大会記録を出すくらいの実力者ではありましたが）でも安全に泳ぐことができました。
潮の高さにもよりますが、その日は深い場所で5mくらいあったと思います。しかしその深さを感じさせない海水の透明度が「マジですごい！」としか言いようがありませんでした。水中を優雅に泳いでいる魚たちの姿も肉眼ではっきりと見ることができました。
あまりの海の美しさに我を忘れた僕は、おもむろに水面に向かって頭から飛び込んでしまいました。海に潜った瞬間、僕の周りは360°すべてが天然の水族館に早変わりしました。僕に続いて足から海に飛び込んんだうちの子供はウミガメが泳いでいるところを見たそうです。うちの奥さんはハリセンボンを見つけたと言ってました。日が暮れるまでその海で遊び、その日の夜は友人夫妻が新鮮な魚介類や鹿肉のバーベキューで僕たち一家をもてなしてくれました。
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来週は家族で沖縄旅行に出かけるため、しばらくブログを書くことができません。なのでこの屋久島旅行記をあらかじめ準備しておいて、月曜日と木曜日に更新するようにしておきます。ちなみに屋久島での二日目は、人気急上昇中のリバーカヤックに連れて行ってもらいました。そしてその日の夜は、屋久島で一番人気の居酒屋に行きました。次回の記事ではその時に起こったとんでもないハプニングなどについても書こうと思っています（笑）。屋久島旅行を考えている方には参考になると思うので、次回の記事もぜひご期待ください！
それではまた^ ^
