小学生の頃の話です。毎週月曜日（だったかな？）の週刊少年ジャンプの発売日が楽しみで仕方ありませんでした。月曜日は学校から帰るとすぐに200円くらいを握りしめ、近所の”なんでも屋”みたいなお店までダッシュしていました。そこで170円のジャンプと10円ガムやチロルチョコなどを買って、ジャンプの中身をチラ見しながら悠々と家まで歩いて帰っていました。僕が小学生の頃のお小遣いは毎月500円だったので、他の兄弟と代わりばんこでジャンプを買うことにしていました。自分が買ったジャンプは自分の机の本棚に並べ、他の兄弟が買ったジャンプは兄弟の本棚に並んでいたので、それぞれの机の本棚には隔週毎のジャンプが並んでいました。
あの頃の週刊少年ジャンプは最高だった
それにしてもあの頃の週刊少年ジャンプは、最初から最後まで余すところなく、掲載されている全ての漫画が面白かったと思います。今でも大人気のドラゴンボールやキン肉マンをはじめ、北斗の拳、キャプテン翼、よろしくメカドック、こち亀（こちら葛飾区亀有公園前派出所）といった、僕たちの心をいつまでも掴んで離さない名作漫画のオンパレードでした。同じ漫画を何度も何度も読み返し、背表紙が剥げかけているようなボロボロの週刊少年ジャンプをいつまでも大切に本棚に並べていました。日本のサブカルチャーの原点は、1980年代の週刊少年ジャンプにあると言っても過言ではないと思っています。
週刊少年ジャンプについて語り始めるとキリがありません（笑）。なぜこの週刊少年ジャンプについて思いを馳せたかというと、もしこのジャンプが”週刊”ではなくて”日刊”だったらどうだろうか？ということについて考えたからです。あの当時の週刊少年ジャンプは（何度も書きますが）最初から最後まで余すことなく面白い漫画が連載されていました。でも毎日のようにストーリーがどんどん流れていったとしたら、ストーリー展開がマンネリ化し、だんだん飽きてくるのではないかなあ？って思ってしまいました。ページ数を大幅に減らしてアシスタントの数を増やし、毎日漫画を全力で描き続けたとしても、アイデアや絵のクオリティは絶対に落ちてくると思います。またそうなってくると読み手の方も「またこれか…」と思うようになりそうです。聖闘士星矢を例に挙げると、いつも最後のページで誰かが誰かのパンチを受けて吹き飛んでいくシーンで終わっていて、それに対して「またこれか…」と思っていた個人的な記憶があります。もちろん毎日ジャンプを買うにはお金もかかるし、お金を払っただけの漫画のクオリティが無ければ、読者も自然と心が離れていってしまいます。
ブログを毎日更新することについて
で、何が言いたいのかというと、このブログも（もちろん週刊少年ジャンプの足元にも及びませんが）最初の一年くらいは毎日のように更新していましたが、今年の4月頃から二日に1回の更新頻度に減らし、そしてつい先週から毎週月曜日と木曜日だけしかブログの更新をしないように決めました。ブログを書き続けるためのネタは、正直言っていくらでも湧いてくるのですが、でもその思いつくネタについて冷静になって考えてみると「ちょっとでも面白いって感じてくれるのだろうか？」みたいなネタばかりだってことに気がついたのです。例えば通勤中に海を眺めながらVaundyを聴いている話とか、毎朝自家製のトマトを食べてダイエットできた話とか、NTT株のデイトレで2万円くらいポンポーンと稼いだ話とか、そんなことを毎日書き続けても全然面白くないんじゃないか？ってことに、ふと気がついたのです。
あと、毎日ブログを書き続けるのって、やっている人は分かると思いますが意外と大変です（笑）。僕なんて週休3日で、有給も自由に取れて、仕事の内容は楽チンで、残業なんてこの数年でトータル30分くらいしかしてないようなホワイト職場ですが、それでもやっぱり忙しい日も（たまに）あります。そんな日は物理的にブログを書く時間が無くて、自宅に帰ってちょっと無理して記事を書いていた日もありました。そんな日のブログは、やっぱり目も当てられないくらい酷い内容で、こんな記事（例えば「チャラリ〜♪鼻から牛乳〜♫」みたいな記事）を世の中に晒すくらいなら、無理して更新しなければよかった…って反省したこともあります。文章の内容もさることながら、記事の文字数も極端に少なくて、何の役にも立たないポンコツ記事を無理して書くくらいだったら、休みの日にじっくり腰を据えて、楽しんで（義務的ではなくて主体的に）ブログを書く方が精神衛生上もいいってことに気がついたのです。
これからは週2回の更新に
文章を書くことが仕事の人は仕方ありませんが、僕レベルの底辺雑記ブロガーなんて月に2,000円も稼ぐことができれば御の字です。お金を稼ぐというのが目的であれば、株式投資などに力を注ぐ方が圧倒的に稼ぐことができます。というわけでこの雑記ブログ「ぐるぐるねこ男ブログ」はこれから週2ペースで続けていこうと思っています。読みたい本がもっと読めるようになるし、ブログの更新を気にすることなく旅行にも出かけることができるし、なーんにもしないボーッとした時間を過ごすことができるようになるし、トータルとしてはこれくらいの更新ペースが自分にとって一番心地よいってことに気がついたのです。以前の記事「日本高配当株を売却して、利益確定します」でも書きましたが、進化論のダーウィンがず〜っと昔にこう言ってました。
最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き残るのでもない。
唯一生き残るのは、変化する者である。
たとえ大好きなブログ活動でも、ブログを書くことばかりに自分の時間を取られて、他のやりたいことができないっていうことだけは避けたいというのが今の僕の考えです。でもこの考え方は急に変わってしまい、ある日突然「毎日ブログ更新中！」なんて言ってるかもしれませんよね（笑）。いずれにせよ、このブログ界隈で生き残ることができるのは「変化する者」なのかもしれないなあって思います。PV数がすごく多くて、文章を書くのがすごく上手なブロガーでも、変化することができない人は生き残ることができないということを目の当たりにしてきました（あのブロガーはどこへ？みたいな）。なので、その時その時で自分のブログのスタイルも変化させていけばいいと思います。僕も今回の記事は、いつも付けない「見出し」なんかを付けてみました。これからも常に”変化”しつつ、自分のブログライフを楽しんでいこうと思います^ ^
それではまた^ ^
