社会人になって3年目のクリスマスイブの日に僕は入籍しました。それと同時に生命保険にも加入しました。職場の先輩の紹介で、プルデンシャル生命保険のライフプランナーの方とお会いして、自分に何か不幸があった時でも残された家族が安心して暮らすことができるような保険を組みました。それと同時に仕事をリタイアした時のことを考え、外貨建ての個人年金も始めました。
そして月日は流れ、世の中では年金問題がより一層騒がれるようになってきました。僕たちのような団塊ジュニア世代は、受け取ることができる公的年金が確実に減るってことが分かってきたのです。当時、株式投資に対しては「ギャンブル」とか「危険」というイメージしか持っていなかったので、自ら積極的に学ぶ姿勢がありませんでした。それでもやはり自分の老後のことが心配ではあったので、今から13年前の2010年10月にジブラルタ生命保険の外貨建て個人年金保険にも加入したのです。
保険と資産運用は分けなければダメ（＝アホ）とか、外貨建ての保険は危険（＝為替リスクでお金が減るよ〜）といった話を最近よく耳にしますが、当時そんなことも知らなかった僕は、なーんの予備知識もないままジブラルタの担当の方にお会いして、勧められるがまま米ドル建ての個人年金保険に一発サインで加入してしまいました。で、その個人年金はいつでも解約してお金にできるのですが、13年間にわたって保険金を払い続けた結果、このジブラルタの外貨（米ドル）建て個人年金が、今どうなっているかをお見せします。
＜米国ドル建 リタイアメント・インカム＞
・2010年10月に契約して、今で13年目
・将来もらえる年金：2,500ドル／月
・死んだらもらえるお金：250,000ドル
↓
・毎月の支払う保険料：917.5ドル（13万円くらい）
・今まで支払った保険料の合計：137,137.5ドル（14,593,191円）
↓
・もし今解約したら：137,430ドル（18,116,022円）戻ってくる
という状況です。ちなみに先月の解約金と比べてみたところ＋1,127.5ドルだったので、支払った保険料（917.5ドル）を引き算すると、一ヶ月で210ドル増えている計算になります。しかも毎月2〜5ドルずつ”増えるお金”が増えています。すなわち先月は支払った保険料に対して22％も増えた計算になりますが、この運用成績を毎月（しかも確実に）株式投資で出せるかというと、答えは「No…」というより「impossible！」です。
このジブラルタと同様、プルデンシャルの米ドル建て個人年金保険も同じくらいの金額になっています。2年くらい前に株式投資を始めましたが、その当時、この2つの個人年金を解約したら2,000万円くらいの現金が手に入る計算でした。それを元手に大きく資産を増やそうかなあ！？と一瞬思ったのですが、思いとどまって本当によかったです。円安の影響もありますが、2年で4,000万円くらいに倍増しているからです。複利と為替の効果ってホントすごいですね…。
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投資の世界ではダメ出しを食らっているような「外貨建て個人年金保険」ですが、僕のようにズボラで不勉強で雰囲気投資をしているような人間にとって、このタイプの保険商品はとても有効だったということがわかります。まあでも一番は「家族思い」ってところが良かったのかもしれません。自分にもしものことがあった場合、残された家族を路頭に迷わせたくないという一心が、ここまで資産を（知らない間に）膨らませてくれたのかもしれません。資産運用って「ほったらかし」が一番なのかもしれませんね^ ^
＜まとめ＞
・13年間で350万円くらい増えた
・毎月210ドルずつ増えている
・”増えるお金”は、これからも2〜5ドルずつ増える
・僕が死んでも家族が路頭に迷うリスクが無かった（一番大事）
それではまた^ ^
