僕は本をよく読みます。僕の友人にも本を読む人が多いです。本を読むことは、それ自体が学びであり、普通に生活していたら話をすることができないような著名人や外国人、そして歴史上の人物からも、その人の著書を通じて多くのことを学ぶことができます。どんなつまらない本でも必ず一つくらいは学びはあると思います。
本を読む人たちは大きく2つのグループに分かれます。それは「本は必ず買う」派と「本は借りる」派の2つのグループです。本を読まない人にとっては「そんなのどっちでもいいじゃん」ってことになるかもしれませんが、読書家にとっては本を”買う”のか”借りる”のかということが論点になることが時々あります。
まずは「本は必ず買う」派の言い分です。
・読み返したい本をいつでも読むことができる
・知識の蓄積量を視覚化できる
・大量の本に囲まれていると落ち着く
・本と一緒なら死んでもいいと思うくらい本が好き
・そもそも本にはお金をかけるべきだ
次に「本は借りる」派の言い分です。
・お金がかからない
・悪本を買ってしまうリスクが無い
・本が多すぎると邪魔になる
・そもそも同じ本を2回読むことがない
・本にお金をかけるくらいなら他のものにかける
それぞれ言い分があると思いますが、もうこれは本人の好みの問題です。僕はどちらかと言うと本を「買う」派です。図書館で大量の本を借りてざっと目を通すこともありますが、これはじっくり読みたいなと思う本や、また読みたい時にいつでも読めるように置いておきたいと思う本は、必ず後で買うようにしています。
また僕が本を買う理由は、自分自身のためだけではなくて、自分の子供のためでもあります。僕の子供も中学生になり、少しずつですが本を読むようになってきました。学校の先生や友達に面白い本やおすすめの本を聞いて帰ってくるようになりました。そしてその本は大抵僕の本棚に並んでいます。子供が読んでも面白いはずだと思う本は全て残してきました。僕の蔵書が一冊、また一冊と子供の本棚へと移っていくのは感慨深いものがあります。
これからも良書はどんどん買って、悪書はどんどん捨てて、面白かった本やためになる本はどんどん子供に読ませていこうと思います。ちなみに今、うちの子供が読んでいる本は『永遠の0』や『佐賀のがばいばあちゃん』です。どちらも読みやすい本なので、中学生でこれから本を読もうかなあという子供にとってはおすすめです。いずれにしても本棚の新陳代謝って必要ですね^ ^
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<本日のブッダの言葉>
人のいない林は楽しい。世人の楽しまないところにおいて、愛著なき人々は楽しむであろう。かれらは快楽を求めないからである。
『ブッダの真理のことば 感興のことば』中村 元 訳より
それではまた^ ^