厚生労働省が2021年7月に発表した「2020年の日本人の平均寿命」は、男性が81.64歳で、女性が87.74歳となり、過去最高を更新しました。この数字を見ると、まだまだ自分の人生は結構残っているなあと感じるのですが、実はそう感じている瞬間も残りの人生は少しずつ減り続けているのです。
その大切な「自分の残りの人生」を、恐ろしいくらいに可視化することができるアプリを見つけたので紹介しようと思います。それは”あなたの「残り」の人生時計”というアプリ(無料)で、自分の生年月日と性別を入力するだけのシンプルなものです。
上の●が残された人生の時間で、下の●が今までに過ごしてきた人生の時間を表しています。僕の場合ですが、寿命予測は82.28歳で、残りの時間はあと12,634日(人生全体の42%)しかありません。もう少し拡大して見てみましょう。
残った時間と使った時間との間に何か黒い点が見えます。右のプラスボタンを押して、もう少し拡大して見てみましょう。
上の”残った時間”の●から、下の”使った時間”の●の方へポタポタと時間の粒が落下し続けています。すなわちこの瞬間も残された人生の時間が少しずつ減っているという現実を可視化することができるのです。
人生にとって”無駄な時間”もある程度は必要なのかもしれませんが、こうやって自分の人生を可視化してしまうと、やっぱり時間って大切にしたくなります。「暇でやることない〜」とか「仕事だるい〜」とか「◯◯ってほんとムカつく〜」とか言ってるような暇があれば、この一滴ずつ失われていく自分の人生を全力で生きたくなりませんか?僕はこのアプリのおかげで、忘れてしまいがちな大切なことに気がつくことができました。皆さんもぜひ自分の人生の「残された時間」を可視化してみてください^ ^
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<本日のブッダの言葉>
こころをとどめている人々は努めはげむ。かれらは住居を楽しまない。白鳥が池を立ち去るように、かれらはあの家、この家を捨てる。
『ブッダの真理のことば 感興のことば』中村 元 訳より
それではまた^ ^