🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男の雑記ブログです。週2回(月・木)更新中🎵

歩いて楽しむ長崎観光!オススメちゃんぽんも紹介します

先日の記事「長崎ランタンフェスティバル」の続きです。

 

長崎ランタンフェスティバルの余韻が残る二日目の朝、僕はいつも通りの時間(かなり早朝)に目覚めました。前日にいくらお酒を飲んでいても、どんなに夜更かしをしても、朝が来れば目覚まし時計なしで確実に目が覚めます。睡眠時間の減少は老化現象の一つとも言われていますが、僕自身は「起きている時間が増えてラッキー!」と前向きに考えるようにしています。

 

夕方の飛行機の時間までたっぷり時間があったので、可能な限り長崎市内の観光をしようと思いました。前日にいろんなものを食べ過ぎたので、余分なカロリー消費をする目的で、すべての移動を徒歩で行うことにしたのです。

 

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素泊まりしたホテルをチェックアウトして、近くのドトールコーヒーでモーニングを食べました。そして腹ごなしのためにオランダ坂までやって来ました。かつての長崎の人たちは、出島に住んでいたオランダ人の影響から、開国した後も東洋人以外の外国人を「オランダさん」と呼んでいたそうです。そのオランダさん達が通る坂という意味で、このあたりの石畳の坂を「オランダ坂」と呼んでいたそうです。

 

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オランダ坂を抜け、大浦天主堂を目指して歩いて行く途中にスーパーマーケットに立ち寄ってみました。僕の住んでいるところでは中々手に入らない”鯨”が普通に売ってあったのには驚きました。他にも長崎ちゃんぽんの出し汁や、アゴ(飛び魚)の出汁など、ご当地ものの食材がたくさん並んでいて興奮しました。旅先のスーパーマーケットというのは究極のお土産屋さんかもしれません^ ^

 

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当時の大浦天主堂ですが、残念ながら外壁の工事をしていたので、美しい外観を拝むことができませんでした。でも建物の中には入ることができました。撮影禁止だったので写真は残っていませんが、広い空間の広がる聖堂で、ステンドグラスから差し込まれる色とりどりの光が教会の壁を照らしていたのが印象に残っています。

 

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そしてお次はグラバー園です。スコットランド出身で、日本の近代化に力を注いだ冒険商人のトーマス・ブレーク・グラバーが住んでいた旧グラバー住宅をはじめ、イギリス人の旧邸宅が何軒も建っていました。ちなみに旧グラバー住宅は現存する日本最古の木造建築で、国の重要文化財にも指定されています。建築当初から何度も増築(リノベーション)されたということも初めて知りました。

 

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グラバー園の出口から出てすぐのところにお土産屋さんがあったので中を覗いてみると、「カステラアイス」というスイーツを発見しました。長崎ならではのスイーツで、味の方も決して裏切られることはありませんでした。本来ならアイスクリームが少し溶けて柔らかくなるまで待ってから食べるのがポイントなのだそうですが、僕は待つことができずにガリガリとかじりながら食べました^ ^

 

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ここで午前の長崎市内観光を終えて、いよいよランチの時間です。再び長崎新地中華街まで歩いて戻り、長崎県出身の友達が強く勧めてくれた中華のお店「江山楼(こうざんろう)」に入ることにしました。

 

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このお店の一番のオススメがこちらの「王さんの特上ちゃんぽん」(当時:1,500円)です。江山楼に来たら絶対にこれを食べなきゃ!とも言われているくらいの名物ちゃんぽんで、フカヒレなど30種類の具がふんだんに使われていました。スープの味も申し分なくて、このちゃんぽんは絶対に食べておく価値があります。

 

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ちなみに「江山楼に来たら絶対にこれも食べて!(さっきとの違いは?)」と言われているのがこちらの「王さんの特上皿うどん」(当時:1,500円)です。こちらも30種類の具が使われていて、パリパリの揚げ麺は超細麺で食感が最高でした。旨味の強いトロミのついたスープと絡めて食べる皿うどんは絶品でした。

 

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お腹いっぱいになり、午後からの目的地は坂本龍馬が中心となって結成された日本初の商社「亀山社中」の記念館です。Google MAPで調べると徒歩20分くらいと出ましたが、その日はすべて徒歩で観光すると決めていたので、のんびり歩いて行くことにしました。坂本龍馬など幕末の志士達が歩いたであろう小道を進んでいく途中で「梅寿軒」という創業188年(当時)の和菓子屋さんを見つけました。

 

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季節を感じさせる春をテーマにした和菓子です。季節ごとに変化していく和菓子も素敵ですが、こちらのお店のカステラは”知る人ぞ知る”超美味しいカステラのようで、予約してから手元に届くまで4ヶ月待ちだそうです。和三盆も可愛かったのでお土産に買おうとしたのですが、お店の人が「そちらは関西から取り寄せているので、関西のお客様には珍しくないと思いますよ」と教えてくれました。幕末の志士の潔さが、こんな老舗の和菓子屋さんにも浸透しているのかもしれない…と感じました。

 

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亀山社中記念館までは「龍馬通り」と呼ばれている(お墓の中を突き抜けていく)階段の小道をどんどん上がって行かなければなりませんでした。長時間歩き続けて弱っていた脚にかなりのダメージを負いましたが、なんとか記念館にたどり着くことができました。薩長連合へつながる大きな役割を担った亀山社中ですが、僕の大好きな小説『竜馬がゆく』の作者である司馬遼太郎が「この建物が亀山社中に違いない!」と認定したそうです。坂本龍馬が近江屋で暗殺された時の血飛沫がかかった掛け軸(の複製)などが展示されており、龍馬ファンにとって外せない場所だと思いました。

 

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天井裏の隠し部屋に登ってみると、坂本龍馬の名言「世の中の人は 何ともいえばいへ わが成すことは われのみぞ知る」という書が立てかけられていました。誰に何と言われようが、自分のやるべきことは自分が一番わかっているんだという龍馬の”強い意志”がビンビンに伝わってくる文章です。僕も坂本龍馬のように、世の中を少しでもよくできる人間になろう!と、この天井裏で密かに決心しました。

 

日本を・・・いや、世界を

今一度 せんたくいたし 申し候

 ー ぐるぐるねこ男

 

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それではまた^ ^