近所の図書館の改修工事が終わったので、昨日久しぶりに図書館へ行きました。話題になっている本や売れている本を中心に中身をざっとスクリーニングし、読むに値しそうな本を片っ端から借りて帰ります。借りてきた本を一週間くらいかけてざっと読みますが、「この本は手元に置いておきたい」と思った本は、必ず購入するようにします(もちろん古本です)。購入にまで至る本は全体の数パーセントくらいですが、昨日は久しぶりに「これは手元に置いておきたい」と思う本に出会うことができました。それは『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』という本です。
1. Decent(適正)
— ⚡️ぐるぐるねこ男⚡️ (@guru2_neko_man) 2023年2月12日
2. Discipline(自己規制)
3. Restriction(自己抑制)
4. Control(自己管理)
5. Honest(正直)
まずはこの5つの言葉を心に留めて生活することから始めます😌
世界中で成功を収めているユダヤ人ですが、有名人を挙げるとキリがありません。映画監督のスティーブン・スピルバーグ監督、Bloombergの創業者であるマイケル・ブルームバーグ、ファッションブランドで有名なカルバン・クライン、Google創業者のラリー・ペイジなどなど、名だたる有名人ばかりです。長い年月に渡り迫害され続けたユダヤ人がなぜこのような大成功を収めることができたのか?その答えは『タルムード』の教訓を、子供の頃からしっかりと学んできたからです。
書店にアホみたいに並んでいる”ハウツー本”レベルであれば、10分くらい読んで途中やめすることもよくありますが、この本は全く違いました。ユダヤ系の人が脈々と学んできた至極の教訓が書かれていて、何度も読んで自分の人生のための指針にしたいと思い、まだ読み終わっていない段階で購入することに決めました(何度も書きますが、もちろん古本で)。その中でも、僕自身が身にしみて反省するキッカケになった教訓を一つだけ紹介しようと思います。
「今日あなたは、自分の穀物倉庫を見て穀物の量を数えようとした。その瞬間にあなたは神から見放される」
ータルムードの格言より
この格言は、お金や物など”数えられるもの”には幸せが宿らないという教えです。自分の資産を計算したり、預金がいくら貯まったかを数えたりするのも同じです。お金儲けに踊らされていると幸せが遠ざかるということを、ユダヤ人は子供の頃から叩き込まれているそうです。今まで僕は、このブログで自分の資産などを公開してきました。それは「生まれた環境がどんなに酷くても、努力をすればこれだけの資産を築くことができるんだ」ってことを、同じような境遇の人に知ってほしかったからです。
でもこの本を読んでからは、僕の考え方は完全に間違っていたと確信しました。というわけで、これからは『我が家の総資産』に関する記事は書かないことにします。でも自分が運用しているものとか、投資に関する考え方に関しては、引き続き書き続けようと思っていますが、少なくとも自分の持っている資産(=数字)をひけらかすようなことはしないように気をつけます(ル◯ィに狙われるかもしれないし…)。自分に足りないものがはっきりと分かる良書でした。ご興味のある方はぜひ読んでみてください^ ^
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それではまた^ ^