以前の記事「”親の言葉”はシンプルな方がいいに決まっている」で、僕が子供にかける言葉は「①準備する」「②整理整頓」「③習慣化」の3つに集約しているということを書きました。この中でも一番大切なのは、このブログのポリシーでもある「③習慣化」だと思います。習慣化することができれば①・②も自然と身につくはずです。しかしこの習慣化は実はとても難しいです。悪い習慣は簡単に身につきますが、良い習慣はある程度努力しなければ身につくものではありません。そんなことを考えながらPodcastを聴いていると、僕がいつも聴いている行動心理学の番組の中で「習慣を身につける方法」というテーマが取り上げられていました。それがすごく僕の中で腑に落ちたので、僕自身が実践していることと一緒にシェアしてみようと思います。
ハードルを下げる
習慣として身につけたいものの、ハードルが高いと習慣化することは難しいです。例えばダイエット。「今よりも◯kg痩せたいから絶対にダイエットする！」って意気込んでも大抵の場合はうまくいきません。僕自身の話ですが、無理にダイエットをしようって思わないようにしています。でも毎朝1時間くらい散歩してるし、懸垂10回と体幹筋のトレーニングは夕食前に5分くらい必ずするようにしています。これが毎朝1時間のジョギングであったりジム通いの筋トレだと（僕は）絶対に続かないと思います。この運動の習慣を5年くらい続けていますが、健康診断をしても全く問題ないし、すらっとして筋肉質だと言われるくらいの体型を保つことができています。
別の習慣にくっつける
これも聴いた瞬間にハッと思いつくことがありました。それは毎朝の散歩の時にPodcastで英会話の勉強をしたり、ニュース番組を聴いて日々の情報を仕入れていることです。いざ「英会話の勉強をするぞ！」って意気込んでも、大抵の場合は（英語なんて使うシーンが無いため…）1週間もその気持ちは続かないと思います。でもこの毎朝の散歩の習慣に英会話の勉強をくっつけているため、自然と習慣化してしまっています。このおかげでアメリカ人の友人の会話もほぼ普通に聞くことができるし、外国人を前にしても全く怯むことは無くなりました（話すのはまた別の能力です）。
周囲に宣言する
これも大事です。僕は習慣にしていることをブログやX（旧Twitter）で宣言するようにしています。例えば投資に関することなんて、自分のやってることが絶対にブレないようにするために毎日のように宣言（？）しています。医学部受験の時なんてこの「周囲に宣言する」が一番当てはまると思います。「僕は絶対に医学部に合格して医者になる」って周りに宣言しました。お前みたいなアホ、医学部なんて絶対に無理だろ（笑）って心の中で笑っていた人がいたかもしれませんが、合格宣言したおかげで一年間ハードな勉強をし続ける習慣が身についたかもしれません。そして合格しました^ ^
習慣化した後の自分を想像する
「想像」というよりは「妄想」に近くてもいいかもしれません。今一番、僕が興味を持って取り組んでいるのが投資です。「毎日続けているこのインデックス投資をずーっと続けて富裕層（資産一億円）になれたら、不労所得だけで生活できる日が必ず来るはず（ウッシッシ〜）」みたいな感じでよく妄想しています。日々のトレーニングは「この運動習慣をずーっと続けたら、歳をとってもかっこいいおじいちゃんになれるはず」、このブログは「いつか世界中の人に更新を楽しみにされるブログになるかも…それまで続けてみるか」みたいな感じです（笑）妄想…、いや想像が続く限り、それらの習慣を継続するモチベーションになるはずです。
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他にも「タイミングを具体的に決める」など番組内ではいろいろ言われていましたが、自分が習慣化するためにやっている方法が、意図していないものも含めて大体当てはまっていました。まず最初は「ハードルを下げる」ところから始め、「習慣化した後の自分を想像」しながら習慣化していくことが一番のコツだと思いました。読書の話になりますが、昨年末は京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」に没頭しました。今年はアガサ・クリスティーの「クリスティー文庫」を最初から全部読んでみようかなあって思っています。何かのシリーズものを順番に読んでいくことで、読書の習慣も身につきそうですが、中学生の頃に山岡荘八の「徳川家康」で挫折したこともあるので、シリーズ選びも気をつけなければなりませんね（笑）
それではまた^ ^
