今思い出しても吐き気がするほどの激務と、理不尽な上司からのパワハラ地獄に耐え続けた15年間のおかげ(?)で、仕事よりも自分の時間を大切にする生活スタイルを選ぶことができました。最前線で全力で働いていた時よりも収入は大幅に減りましたが、自分の時間は体感で100倍以上になりました。心の底から「今の生活の方が圧倒的に幸せだ」と、自信を持って断言することができます。
休みの日が増えると、新しいことにどんどんチャレンジをする自分になれる…と思っていましたが、実際はソファーの上で寝転んでダラダラと本を読み続ける人間になってしまいました。それはそれで大量の本を読むことができて良いのですが、ミステリー小説なんか読んでも何かの役に立つ訳ではないし、ビジネス本や自己啓発書なんか読んでも「ふーん…」としか思わなくなり、逆にその手の本に書いてる内容に寒気を覚えるようになりました。でもこのままじゃいかんと思い、休みの日はできるだけ外出するよう心がけています。
先日は「長崎ランタンフェスティバル2024」を目指して長崎へ飛びました(もちろん飛行機で)。以前の記事でも紹介したことがありますが、このランタンフェスティバルは今回で2回目になります。旅行先をリピートすることは珍しいのですが、先に書いた理由「とにかく休みの日にはどこでもいいから出かけなければ!」という一心で旅先に選びました。一泊二日の小旅行で、最寄りの神戸空港からの飛行機代は往復で11,000円(大人一人)でした。平日で一番安い時間帯を選べば、長崎までの旅行代ってすごく安く済みます。宿泊先も一人5,000円くらいの格安ビジネスホテルを選びました。サッと行って、パッと美味いものを食べて、サクッとお土産を買って、スッと帰る弾丸旅行ですが、滞在時間の超短いこんな感じの小旅行が一番楽です。
最初の頃は「せっかく旅行するのに一泊二日ってもったいないかなあ…」って思っていましたが、旅行するのも結構エネルギーを使うってことが分かってきたので、最近はこの”弾丸小旅行”を選ぶ回数が増えているような気がします。前置きはこれくらいにして、ここからはサクッと旅行中に撮影した写真を何枚か貼り付けてみます。今年は既に終わってしまいましたが、長崎ランタンフェスティバル2024の雰囲気を味わっていただければ幸いです。
と、こんな感じの長崎旅行でした。長崎滞在中は激しい雨に見舞われてしまいましたが、そもそもが一泊二日の弾丸旅行だったので精神的なダメージはそれほどでもなかったです。むしろ「あぁぁあ〜長崎ぃ〜わぁ〜今日ぉもぉ〜雨ぇ〜だぁったぁ〜♪」という名曲がぴったりの長崎を堪能することができてよかったと思います。
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さて、神戸空港まで無事に帰ってきました。飛行機から降りている時に、空港の屋上に”黒山の人だかり”ができているのに気がつきました。何があるんだろう?と思い、屋上に集まった人たちが向いている方向を見てみると、なんと!あの巨大輸送機ベルーガの姿を発見したのでした!
この世界に5機しかないと言われるベルーガが、神戸空港に降り立ったのは今回で4回目とのことで、大変珍しいものに(ホントにたまたま)遭遇することができたのです。エアバス社が運行するこの巨大なベルーガですが、主にヘリコプターを輸送するための飛行機で、大きく開けた口の中にはプロペラが外されたかっこいいヘリコプターの姿が見えました。
行ったことのある場所への旅行でも、季節や天候が変われば全く違った一面を見ることができるし、このベルーガのように思いがけない出会いや経験ができるということを身をもって感じた長崎旅行2024でした。休みの日だからって、リビングのソファーで一日中ゴロゴロしながらミステリー小説なんか読んでたら、絶対にこんな経験なんてできないですよね。「事実は小説よりも奇なり」ということでした(笑)
それではまた^ ^