人生には「まさか」という名前の坂があります。自分でも想像していなかったような「まさか」が、ある日突然起こることがあります。特殊詐欺事件でフィリピンから強制送還された藤田聖也容疑者(38歳)と今村麿人容疑者(38歳)も、まさか自分がこんなことになるなんて、子供の頃は思ってもいなかったと思います。残る二人の渡辺優樹容疑者(38歳)と小島智信容疑者(45歳)も、今日にでも日本に強制送還される可能性があるということです。
四人の容疑者のうち三人が38歳という年齢ということで、同い年のある有名人物を思い出しました。それはつい先日引退会見をした、プロ車いすプレイヤーの国枝慎吾さんです。9歳の頃に脊髄腫瘍を発症し、車いす生活を送ることになった国枝慎吾さんですが、11歳から車いすテニスを始めて、最終的には世界一の選手になったというすごい経歴は誰もが知るところです。シングルス世界ランキング1位のままの引退って本当にカッコ良すぎますよね。
この容疑者たちと、車椅子テニスの国枝慎吾さんは同じ38歳です。同じ年月を生きてきて、ここまで人生って違ってくるんですね🤔#Yahooニュースhttps://t.co/19bS3EStBq
— ぐるぐるねこ男⚡️レバレッジ戦隊見習い🦸 (@guru2_neko_man) 2023年2月8日
それに対して、五体満足にも関わらず、犯罪に手を染めてしまった同じ38歳の三人の容疑者に対しては、深い憤りを感じると同時に「どこでどう間違って、君たちはそんなになってしまったんだ?」って、残念な気持ちも湧いてきます。生まれた時は可愛い笑顔だったはずなのに、飛行機で強制送還されるその暗い表情を見ると、国枝慎吾さんの笑顔と比べものにならないくらい荒んでいます。
僕はこの手のワイドショー的ニュースには(コロナ関連のニュースと同様)あまり興味を持たないのですが、同じ38歳の全く相反する人生を垣間見て、考えさせられるものがありました。毎日正しい考え方をして、正しい行動をするように心がけていないと、突然「まさか」という坂を転げ落ちてしまう可能性があります。逆にいい意味での「まさか」は、何も考えずに普通に生きていては遭遇することはありません。努力に努力を重ね、自分の置かれた逆境を跳ね除けるくらい頑張った先に、自分も驚くような「まさか」が待っているはずです。ということで最後に一言、目標を書かせてください。
「雑記ブログ王に!!! おれはなるっ!!!!」
それではまた^ ^