今朝、いつもの山道をふらふらと散歩をしていて、ふと思いついたことがあります。それは「もし僕が今の年齢で、定職につくことができずに、こうやって朝から散歩ばかりしているような人生を送っていたとしたら、どうやって自分の人生を逆転させることができるだろうか？」ということです。アラフォーで何の特技もなく、高卒の資格しか持っていないという前提で考えながら散歩していました。僕の頭の上でカラスが「カアカア」と大声で叫び、スズメはチュンチュンと鳴いています。レース用に飼われているハトが、群れを成して気持ちよさそうに飛び回っています。リスクを取らずに確実に人生を思いっきり逆転させる方法はなんだろう…。やっぱり僕は間違いなく「医学部受験」を選ぶだろうと思います。（真面目に考えました）
ネットで起業したり、ブログを書いたり、手っ取り早くクラウドワークスでライティングの仕事を始めたり、などなど、自分の部屋にずーっと何年も引きこもっていても、ネットでできる仕事なんていくらでも見つかるし、自分で仕事を作ることのできる時代です。でもそれは、自分自身がずば抜けて「面白い人間」でないと誰も興味を持ってくれません。パソコン一台で簡単に大金を稼いで人生逆転できるような甘い世界では決してないのです。ブログを毎日頑張って更新している人にはよくわかるはずです。（よくて一日100円とか普通ですから…）
自分の努力が確実に成果として現れて、年月はかかっても着実にゴールに（1cmずつでも）近づくことができて、もしゴールテープを切ることができれば社会的地位と高収入が約束されているもの、それが「医学部受験」だと思います。でももしかしたら、「そんな医者になんて絶対に診てもらいたくないよ！」って思われる人もいるかもしれませんが、医学部を卒業して医師免許を取得した人間には、実にさまざまな進路が用意されています。手術なんて怖くてできないという人でも、トークとGoogle検索の能力だけで、町一番の内科医になっている医者もいます。うつ病と不眠症で、朝起きることができない内科医でも、老健施設の施設長の名義貸しで、大いに社会の役に立っている人もいます。みんながみんな「自分の命を削ってでも患者さんの命を助けてみせる！」という医者ではなくて、いろんな種類の医者がいることで世の中はうまく回っているのです。
というわけで、まずは中学校の勉強からやり直すと思います。すぐに大学受験の勉強をするのは無理なので、わかるところから勉強をやり直します。母親に「5年後に医学部に合格するから問題集買ってください！」とお願いし、すぐに書店へ向かって問題集を買います。僕は現役高校生の時に最初の大学受験に失敗しましたが、人生で初めて母親にお願いして問題集を買ってもらいました。この話はまた後日しようと思います。とにかく各教科一冊ずつ、基礎的な問題集を買ってゼロから勉強をやり直します。そして大切なのは以下の2点です。
① まわりのみんなに目標を宣言する
② 目標達成までの時間を決める
たとえ医学部合格に5年かかったとしても、医大生になれば時給数千円の塾講師や家庭教師のアルバイトの話はいくらでも舞い込んできます。実際に医師国家試験までの6年間、アルバイトだけで自分の家族を養った同級生もいました。もちろん医師になれば研修医でもかなりの収入があります。僕が指導していた研修医は、当直のアルバイトをしまくって2年でフェラーリ（中古ですが）を買いました。社会的地位やお金が全てではありませんが、あるに越したことはありません。もし僕が定職につくことができず、親のお金で生活しているうだつの上がらないアラフォーだったら、意地でも這い上がってみせます。もっとひどい状況で這い上がった人間（例えば「工事現場から医学部を目指した人の話」）を、これまでに何人も見てきてますので^ ^
それではまた^ ^
