紅葉の綺麗な季節になってきました。僕はこの季節になると、毎年どこかへ旅に出かけています。今月は石川県の山中温泉まで旅をする予定ですが、せっかくなので週末には京都にも出かけようと思っています。働き方改革をしてから、本当にいろんなところへ出かけました。一番の強みは平日に旅行できることだと思います。人気の観光地も平日なのでガラガラです。特にコロナ禍のこの数年は、どこへ出かけても人っ子一人いないこともよくありました。
一昨年の話です。ずっと以前から行ってみたかった伊勢神宮の早朝参拝に行ってきました。早朝に参拝すると何かいいことがある…という訳ではありませんが、僕は早朝という時間帯が大好きなのです。伊勢神宮の近くの「いにしえの宿・伊久」という温泉宿の露天風呂付き部屋を予約しました。
伊勢神宮の内宮まで徒歩15分という立地で、昔ながらのお伊勢参りと同じ愉しみを味わうことができる温泉宿です。ホームページには「泊まるから堪能できる伊勢もある。」って書いてありました。なんだかいい響きですよね。伊勢までの道中に高野山に立ち寄ったので、到着時刻は日が落ちてました。お部屋の温泉に浸かり、すぐに夕食です。
夕食は、さすが日本有数の食材王国の伊勢でした。その理由は、素晴らしい水、海、土地、空気、そして過去から今に伝わる料理人の腕前があるからとのこと。当時はコロナ禍だったので、お客さんはほとんどいなかったので、ゆっくり伊勢料理を堪能することができました。
ビールで喉の渇きを一気に潤した後、伊勢の地酒をちびりと飲みながら、伊勢海老、松坂牛をはじめ、山海の食材に恵まれた伊勢料理の数々をめいいっぱい楽しみました。高野山・金剛峯寺を散策した疲れもあり、夕食後はお風呂に浸かり、翌朝の早朝参拝に備えて早めに床につきました。
翌朝5時くらいに起床し、しっかりと寒さ対策をして伊勢神宮へ向けて出発しました。旅館の横の細道を降りて行き、赤福本店の横を抜けて、街並みを楽しみながら歩いて行きました。ゆっくり歩いても伊勢神宮までは徒歩15分ほどでした。早朝参拝に来ている人もチラホラいましたが、とても静かで神秘的でした。
伊勢神宮は、皇室の先祖で日本の神々の頂点でもある天照大神を祀る神社です。朝日が登り、周りが明るくなるまで2時間くらい散歩しました。参拝客がほとんどいなかったので、ゆっくりと早朝参拝を楽しむことができました。
旅館に帰って一息ついたら朝食です。和朝食と洋朝食の2種類から選ぶことができます。こちらは和朝食ですが、一品一品とても丁寧に盛り付けてくれています。
そしてこちらは洋朝食です。朝食がビュッフェ形式だと「元を取ろう！」という気持ちで、ついつい欲張って食べ過ぎてしまいます…。こんな感じセットで出していただけると、外の綺麗な景色を眺めながら、落ち着いて朝食を食べることができます。
朝食を食べた後は部屋に戻り、森を眺めながら露天風呂に浸かりました。「泊まるから堪能できる伊勢もある。」その言葉の通りでした。伊勢神宮の早朝参拝、伊勢の料理、そして露天風呂を堪能することができました。もちろんお土産は赤福を買いました。この季節の伊勢旅行、なかなかよかったです^ ^
それではまた^ ^
