🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

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スマホ中毒の治し方を相談された話

ぐるぐるねこ男

 

先日、中学生の頃の友人から「ちょっと相談に乗ってほしいことがある」というメールが突然来ました。僕が「医師」という専門職に就いているため、今まであまり交流のなかった友人や知人から、突然相談の連絡を受けることがあります。中には病院に行くのはハードルが高いから、とりあえず僕に相談してみようかな〜みたいな軽いノリで連絡してくる人もいます。先日の相談の内容は「息子さんのスマホ中毒」についてでした。

 

その友人の相談の内容は、高校2年生になる息子さんがスマホゲームの依存症になって、学校を休むようになってしまったということでした。そのことを注意しても全く聞く耳を持たない様子で、逆に酷い言葉で言い返してきたり、暴力も奮ってくるとのことでした。その地域ではまずまずの進学校に通っている息子さんですが、スマホゲーム中毒になってしまってからは、どんどん成績も落ちてしまったそうです。

 

スマホ依存の専門外来も受診したようなのですが、その外来をしている先生も「それはあなたの家庭の問題だから、僕には何もできないよ」みたいな態度をあからさまにとってきたそうです。おそらくやりたくもない専門外来を、無理やり順番にやらされている感じなのかもしれません(我々の世界ではよくあります)。息子さんのスマホ中毒をどうにかして治せないか?という切実な思いで、僕に相談してきたようです。

 

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しかし、結局のところ僕にはどうしてあげることもできませんでした。我が家にも中学生になる息子がいますが、スマホ中毒や依存症なんて一度も経験したことがないからです。それは、以前の記事「子供にスマホを持たせていない理由」でも紹介しましたが、うちの子供にはスマホやタブレットを一切与えていないからです。友達や部活動の連絡は、母親のLINEを使っています。今のところそれで全く問題はありません。本人もめんどくさそうにメールの返信をしているレベルです。

 

よくよく聞いてみると、その友人と彼の奥さんもスマホ中毒みたいなところがあるようです。いつもスマホをいじっているような親に注意されても、そりゃあ言うことなんて聞かないだろうって感じです。まずは自分達がスマホ中毒から脱却し、その上で息子さんに注意しないと説得力がないのでは?とアドバイスしましたが、どこまでやれるか分かりません。説得力ってそうやって高めていくものだと思いますが、間違っていますか?

 

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それではまた^ ^