🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

ぐるぐるねこと一緒に暮らしている男(医師)の日記

無くてはならない人

ぐるぐるねこ男

 

「病院」という職場は、医師や看護婦だけでなく、実にさまざまな職種の人たちが働いています。人の入れ替わりも比較的多く、僕の勤務先の病院でも退職をする人が最近チラホラと見受けられます。退職することを非常に惜しまれる人もいれば、逆に退職することを大歓迎(もちろん裏で)される人もいます。しかし、その人たちが突然退職することになったとしても、病院の業務は何もなかったかのように通常運転され続けます。それはあたかも、地球が太陽の周りを普遍的に公転しているかのようにです。

 

病院にとって「無くてはならない人」と思われてた人が退職しても、その状況は同じです。その人が退職した直後は、大きな穴がポッカリと開いたような感じがするかもしれません。しかし、そんな感覚が続くのもせいぜい一週間程度です。今まで20年以上、病院という職場で働いてきましたが、結局のところ「無くてはならない人」なんて一人もいませんでした。

 

例えば地方の病院で、産婦人科医が一人もいなくなてしまったという病院がありますが、その地域のお産はすべて自宅で行われるようになったという話もあります。また学校の先生が新型コロナに感染して何週間も入院したとしても、他の先生が代わりに授業をこなしてくれます。その職場で存在価値の高い人でも、いなくなったらちょと困るというだけで、世界は何もなかったかのようにまわり続けます。

 

「仕事がしんどいから辞めたい」とか「こんなひどい職場でこれ以上働けない」など不平不満ばかり言って、”退職”の二文字を毎日のように職場で連呼している人を見ていると、なんだか可哀想に思えてきます…。今勤めている職場で、不平不満ばかり言いながら働き続けるくらいなら、さっさと退職して自分のやりたいように生きていくのも全然ありですよって伝えてあげたいです。

 

なぜならあなたはその職場にとって「無くてはならない人」ではない可能性が高いわけですから。(もちろん僕もですけど^ ^)

 

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<本日のブッダの言葉>

最上の真理を見ないで百年生きるよりも、最上の真理を見て一日生きることのほうがすぐれている。

『ブッダの真理のことば 感興のことば』中村 元 訳より

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それではまた^ ^