🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

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内申点なんかで人間の価値を決めて欲しくない

ぐるぐるねこ男


先日、子供の塾で高校受験の進路説明会というものがありました。そこで初めて知ったのですが、「高校受験は内申点で半分以上決まる」ということです。3年生一学期の期末試験から内申点がつき始めて、国数英理社の5教科だけでなく音楽・美術・保健体育・技術家庭科の4教科の評価も内申点に大きく関与するとのことです。

 

子供が通っている中学校の参観日の時に、宿題をやってなかった3年生の子供を先生が指導する場面を見かけたことがあります。校舎の外に数人の子供が呼び出されていて、先生が次のように怒鳴っていました。「お前ら、宿題やってこんと内申(点)悪くなるんやぞ」と。

 

「宿題をしないと内申点に影響するよ」と親切心から指導しているようにも見えるし、「宿題をしないと内申点を下げるぞ」と脅しているようにも見えました。常日頃から勉強を頑張っている子供にとって、内申点で評価されることは大変ありがたいことだと思います。でも、部活動や学校外のクラブ活動で、同じように勉強をする時間がない子供がいるのも事実です。もしかしたら、親が病気で家事の手伝いをしないといけない子供もいるかもしれません。

 

僕が中学生の時も内申点というものがあることは知っていましたが、これほど自分の人生を左右する力があるものとは思ってもみませんでした。この事実を知ってから、すぐに僕は中学生の時の通知表を探してみました。これが僕の通知表です。

 

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見ての通り、内申点がとても優れている子供の通知表ではありません。でも僕は、医師という仕事について、これまで何百〜何千人の患者さんの診療をし、多くの患者さんに感謝されてきました。ボランティアも頑張ってきたし、毎月ユニセフにも寄付しています。内申点があまり良くなかった僕でも、これだけ社会に貢献することができています。

 

なので、内申点なんかで人間の価値を決めて欲しくないんです。

 

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<本日のブッダの言葉>

無益な語句よりなる詩を百もとなえるよりも、聞いて心の静まる詩を一つ聞くほうがすぐれている

ブッダの真理のことば 感興のことば』中村 元 訳より

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それではまた^ ^